こんにちは!
今日は、子供たちの自由な発想と行動力についてご紹介いたします。
この出来事は、2人組の男の子が木の棒を集めている所から始まります。
スタッフが男の子達に「そんなに木の棒を集めて何してるの?」と尋ねると
「焚き火をするから、その木を集めてる!」と返答!
「お!焚き火用の木を集めてるのか!季節の遊びを楽しんでいるね。」と子供達に伝え見守ることに!
※実際に火を着けることは致しません!
木を集めながら、木に火を付けやすい用に落ち葉が必要等、自分達で考えて必要な物を探し集めていました。
集まってきたのは物だけでなく、周りのお友達も楽しそうな雰囲気を感じ、「僕も、私も混ぜて!」と仲間を増やしていました。
そしてある程度の物が揃ったと思った、その時!!
1人の男の子が気づきます!
それは、、、火を付ける道具が無い!!
そこからどうやって火を付けるかの作戦会議。
出てきた案に対してどんどん行動していきます!
第一ノ案 火打石!
平たい石がいいんじゃないか等、みんなで話し合い
見つけてきた石を擦って
カッカッカッ!
結果、着きません。
第二ノ案 火起こし!
平たい木と擦る棒が必要だと探して
見つけてきた木で
ゴリゴリゴリ!
結果、着きません!
それでも、あきらめません!
「下に敷く木は、平たいだけではなく窪みが必要だ!」と発見!
先ほど拾ってきた石で叩いたり、木の棒で叩いたりと
頑張って叩き、少しの窪みが出来ました。
そして再度、火起こし
ゴリゴリゴリ
結果、先ほどより手ごたえ有り!
必死に
ゴリゴリゴリ
みんなで
ゴリゴリゴリ
代わり番こで
ゴリゴリゴリ
結果、、、、、
着かない!!
帰りの時間になったので、ここで切り上げ!
その時の反応は、こだわりが強くなり火を付けたい!気持ちを抑えられなくなるのではなく
ここまでやり切ったという達成感のようで、皆すっきりした顔をしていました。
帰りの際に、1人の男の子が
「蔓があれば、弓のような形に出来るから擦りやすい気がする。」と発見!
これまでの知識は、学校の授業や本を読んでそれぞれが学んでいたようで、
それぞれの知識を集めて頑張っていました。
人と人との繋がりがある事で、1人では出来ない事を可能にしていく。
今回、火を付けることは出来ませんでしたが、何もない所から凄く火おこしに近づいたと思います。
まりもでは、皆で協力し合えるコミュニティ作りを育む
お手伝いをさせていただいております。
それと同時に、大人も子供の成長を感じ影響を受け
日々成長しております。
負けられないですね!
それでは、また!
思いを形にする楽しさ!
教室の毎日
22/10/18 20:23