こんにちわ❗
今日は、小学3年生の男の子が見つけた
苦手の解決方法についてお話しします🎵
この子の相談内容は、
・学校で取り組めない学習面への不安
・人との関わり方
・嫌なことがあると癇癪を起こす
この3つが主でした。
確かに入所当初は、自分の思い通りにならないことがあると
気持ちが高ぶり、物や人に当たりそうになる傾向に有りました。
そこで私達が取り組んだことは、
この子のやりたいことを見つけて
何に悩んでいるのかを探って行くことです❗
そうして見ていくとあることに気がつきます❗
それは、出来ないではなく苦手ということ。
この苦手意識が強くなり自分を”出来ない”
と思い込ませていたんです❗
そこからの取り組みはこんな感じです❗
・知らない世界の共感
・苦手への認識と1人じゃない事を伝える
・見つけた事を肯定し認めてあげる
これを行った結果、彼の中で
大きな変化が現れます❗
それは、彼と一緒に
カー用品店に行ったときの事。
「車にあまり興味がないので、行ったことがない」と
話してくれたので洗車グッズ等を見に行きました!
電卓を使いながら、洗剤の値段を幾つか計算し
見事合計金額を出すことが出来た❗❗
この時、正解を出したことではなく
計算してくれたことに有難うを伝えます❗
その返し言葉が
「僕も洗車してみたい‼️」です。
まりもに戻ってから、一緒に洗車を行います。
先ずは手順を教え、その様子を観察。
拭き残し等は少し有りましたが、
概ね出来ていました❗
そして教えたようにが出来ているのを
見たその時に「覚えるの早いなぁ❗」と伝えます。
そうすると
「そんなことはない。学校では物覚えが悪いくて、勉強も出来ない❗」と
彼の他人には言いにくい部分を教えてくれました。
その時
「一回言っただけでちゃんと意識して出来てるんだから、大したもんだよ❗」と
伝えます。
少し照れた様子で
「そうかな?そんなことないよ。」と
返してくれました。
その後
「勉強が出来ないってのは何が出来ないの?」と
質問します。
すると「読むのは出来るけど、漢字を書いたり字をきれいに書いたりが苦手。
あと、かけ算が苦手」と伝えてくれました。
私も同じ悩みがあったなぁと思いながら
「なるほどね。私もかけ算苦手だったよ😊」と
伝えてこんな質問を投げ掛けます。
「ちなみに、かけ算が出来ると何が良いの?」
すると即答で
「計算が早くなるからに決まってるじゃん❗」
と答えてくれます❗️最高です😆
思わずこう返してしまいました!
「凄いな❗苦手なかけ算の理屈を良く知ってるなぁ❗」
きょとんとした顔で彼は
「えっ?そんなの当たり前じゃないの?」と伝えてきます❗
確かに普通の事を彼は言ってます❗
でも、伝えたいことは
普通の事ではなく、苦手な物に対して
理解していると言う事が凄いと改めて伝えました❗
その後、彼にこう質問します❗
「計算が早くなる、かけ算は覚えたい気持ち有る?」
彼は直ぐに
「うん!覚えたい!」と返してくれました❗
こうなれば、やるしかないですね🎵
「じゃあ、一緒に頑張ろうな👍」と伝えて終わりです❗
また、洗車の続きをしていると
他のお友達もやりたい気持ちが出てきて
一緒に取り組みました❗❗
その時は覚えたやり方をお友達に教えてあげながら
丁寧にきれいにしてくれました🎵
このように、小さな自信の積み重ねで
苦手の意識は簡単に変わります❗
でもホントに彼が凄いのは、
自分が苦手な部分を
しっかりとさらけ出す勇気が有ることです❗
きっと多くの人は回りの目を気にして
出来ないことには触れられない様にしていると思います❗
そこが無くなるとこんなにも自分を変えることは簡単何ですね✨️
私もこんな素直さを目指します❗
日々勉強、日々成長
それでは、また(^o^)/
苦手の解決方法❗
教室の毎日
23/03/29 14:50