kids space リフライズ 代表 管理者の山口です
月日の流れは早いものでリフライズを開設して丸3年が経ちました。
この3年でたくさんの子どもたち、保護者さまとそのご家族と関わる事がありました。
そしてこの春にリフライズが開設してすぐご利用していた方の卒業がありました。
放課後等デイサービスは制度上、特例を除いて高校卒業までしか利用することができません。
スタッフから「利用が終わるから卒業式をしたほうが区切りがつくのでは」 という提案がありました。
たしかに区切りをつけ、その子が新たなステップに向かう為に必要な事かもしれません。
ただ、それは人それぞれ状況を考える必要があります。
4月から新たな生活に不安を抱えた状況やその子の様子…
私たちの出した結論は卒業を意識せず関わりを続けたいという思いでした。
制度上では最後の利用の日
送迎時に「じゃあまたね」といつものように終わりました。
その子は就職し、4月から新たな環境に身を置く中で様々な不安があると思います。
そんな中でリフライズに少し遊びに行ってまた話をしたいなとか少しでもそう思える場所として残ってくれたらいいなと思います。
4月に数回ほど顔を出してくれました。
仕事でのしんどい事、朝早く起きる事が大変など少しではありましたが話がきけました。
私たちにおいて『関わる』のは制度上だけでなく
制度うんぬんを抜きにした事も時には必要があると思っています。
もちろん必要な機関やサービスに繋ぐ事が一番ですが
「制度、サービスがないから」という事だけで関係は終わる事がないようにしたいと思います。
コロナ禍が続いています。
社会全体が不安定な時だからこそ私たちに求められる事は少しでも安心できる存在、少しでもお役に立てればと考えスタッフ一同取り組んでおります。
リフライズは4年目に入ります。どうか今後とも宜しくお願い致します。
kids spaceリフライズ
kids spaceリフライズ府中本町
山口
関わり続ける事
代表のひとりごと
21/05/08 14:22