こんばんは、放課後等デイサービスIROHAです(^^♪
IROHAのお野菜たち、順調に育ってます🍅
IROHAには、視覚的優位なお子様がたくさんいます
言葉のみでの声かけや指示だけでは混乱してしまうお子様たちにとっては、やはり写真や絵カードなどの視覚的手がかりは必要です。
ですが、全員に、同じ視覚的アプローチが有効なわけではありません。
それは、お子様一人ひとり、その他の特性や既に獲得しているスキルなどが異なるからです。
IROHAでは、各お子様のアセスメントとニーズの把握を大事にしています。
その子にとって、今一番必要な行動は何か?
その中でできそうなことは何か?
ということを話し合いながら、それぞれに有効な視覚支援を探っています。
また、場面によっては、この視覚的手がかりが不必要な場合もあります。
例えば、
車に乗っているとき、停車中に離席してしまったお子様がいます。
(※離席の行動は単発のもので、その理由もわかっているので、今回は、どういう方法で再び着席できたのか、という部分のみ着目してご覧ください。)
この場合、“座ります”などのカードを使う方法もありますが、このお子様は、車が発進することを「出発進行」の言葉で理解することができます。なので、スタッフの「出発進行するよ」の言葉と共に座席のシートを指差すことで、このお子様は再び着席することができました。
絵カードを使用しても、着席することはできたでしょう。でも、今回言葉で着席することが連想できたこのお子様にとっては、それは過剰な支援になってしまいます。せっかく獲得している言葉も、使わなければ何の意味もありません。
私たちが目指すのは、“最少の支援でできるようになること”です。
このお子様の場合、「出発進行」の言葉と座席を指差されたことで、
“座らなければ、車が動かない”ということを認識できていることになります。
そういうお子様たちの力も、支援をしすぎることで見逃してしまうかもしれません。
そんなわけで、それぞれの支援の度合いを間違えないように、カンファレンス頑張りまーす✨
大事にしていること
教室の毎日
20/04/25 18:46