こんにちは、フロル西三国教室です。
夏休みが始まりました🌻
いつもより長い時間教室で過ごすので、メリハリのある一日を過ごせるようにスケジュールを決めて活動しています。
午前中は夏祭りの準備、午後からは学習時間。そして夕方にお楽しみタイムを設けています。お楽しみタイムの内容は毎日変わるので、子どもたちもみんな「次は何するの?」とタイトル通り【お楽しみ】にしてくれています!
今日はその中のひとつ「組み紐」を紹介します。
丸く切った厚紙の中央に穴をあけ、等間隔に8か所切込みを入れます。
7本の紐をひとつに束ねて穴から出し、1本ずつ切り込みにひっかけていきます。
1つだけ紐のない所が出来るので、空いているところから3つ先のの紐を持ってきて切込みに入れ、また空いているところに3つ先の紐を持ってきて…繰り返していくと下から編んだ紐が出てきます。
やり方は覚えてしまえば簡単ですが、単調な作業をコツコツ繰り返すことが必要です。
夏休みでいつもよりもテンション高めな子どもたち。少し静かに過ごす時間や集中して作業をする時間も経験してほしいと組み紐づくりを提案しました。
まず最初は高学年の子に作り方を伝えてやってもらいました。流石高学年!やり方を覚えるとスイスイと編んでいき、職員の分まで作ってくれました。
そして高学年の子と職員が教える役になって、次は低学年の子達もチャレンジ!やはり高学年のように一筋縄ではいきませんでしたが、高学年の子たちが良い先生役になってくれました。
「分からなくなったら聞いてね」
「覚えたら意外と簡単にできるで!」
「もし絡まったらヘルプ~って言って」
など励ましたり手伝ったりしてくれる中で、低学年の子達もだんだんとやり方が分かってきて、最後には無事全員組み紐でミサンガを作る事が出来ました。
西三国教室は現在8つの学校から子どもたちが通ってきてくれており、教室だけで会うという子が多いです。その中でも一緒に過ごす中で友達との関りが深まり、小さな集団の中で年上の自覚を持ったり、互いに分からないことを教え合う姿が多く見られるようになってきました。
この組み紐は紐を切れ込みに入れていくだけの単純な作業。ですが細い紐を指先でつまんで適切な力で動かしていかないと、力を入れすぎて目が詰まってしまったり緩すぎて紐が伸びてしまったり。指先の力の調整と、必ず同じ3つ目の紐を動かすことを続けなくてはいけません。
少しだけ難しいことへのチャレンジ。子どもたちにとってはちょうどよい課題になったようで、30分ほど黙々と静かに編み続けていました。
長い夏休み期間。「動」と「静」の活動を上手く組み合わせながら、楽しく過ごしていきたいと思っています。
組み紐づくり
教室の毎日
24/09/30 18:00