こんにちは✨
今回は【感覚統合】について
お話していこうと思います◎
感覚とは・・・
よく知られている
・五感(触覚・視覚・聴覚・味覚・嗅覚)
に加え、
・固有受容覚(手足の状態や筋肉や関節の動き)
・前庭覚(身体の動きや傾き、スピードを感じる)
の7つから構成されています。
これらの感覚を脳で分類・整理する事で
その場その時に応じた感覚の調整や注意の
向け方が出来るようになります。
また、道具を使いこなしたり
人とコミュニケーションをとるというような
"周囲の状況の把握"や"それにふまえた行動"が
出来るようになります。
これを[感覚統合]と言います☘️
感覚統合がうまく行かないと
感覚の強弱を調整したり、
感覚を受け入れる量を調節する事が難しく、
混乱してしまいます。
例えば、本人は軽く物を置いたつもりでも
強く叩きつけてしまった、というように
力の調節がうまく出来なかったり、
他の子と一緒に同じ行動が出来ずいつも一人で
行動している背景には、聴覚の感覚統合に
原因があり、指示内容を正確に聞き取って理解
する事が難しい、大きな音・ざわざわとした
人混みから発せられる音に拒絶反応を示すからかもしれません。
そこで泉田事業所では、足りない感覚を補ったり、出来るようになりたい活動の練習を中心に【OTプラクティス】を月1回行っています🌸
OTプラクティスの一例では
手先の細かな動きへのアプローチとして
・紐結び
・ちぎる動作
・ハサミの使用
・手首のひねる動作 などを取り入れたり、
身体の大きな動きに対しては
・線上歩行
・反復跳び
・物をよける
・柔軟体操 など
様々な活動を取り入れています🫧
このように様々な要素を取り入れた活動に
チャレンジする事で、いろんな事が出来る
ようになったり、自信が持てると良いなと
思っています☺️💪🏻🌸
LITALICOの方でも感覚統合について
載っているので、そちらもチェック
してみてください✨
by 作業療法士 橋本.
感覚統合のお話☘️
教室の毎日
23/05/29 13:24