こんにちは、ジェイです♪
勉強タイムです(^^)
“問題行動”
と聞いて、どう捉えますか?
何が問題行動であり、
問題と言うのは、誰にとっての問題なのか?
問題行動の定義の捉え方は様々です。
例えば、「問題行動とは周囲にとって、迷惑となる行動」と考える人、「問題行動とは社会にとって、迷惑となる行動」という人もいるかもしれません。
ですが、子どもの発達支援や相談場面ではこのような問題行動の理解では不十分です。
教室で奇声や大声をあげる行動について、先生や周りのお友だちは困りますが、本人は大声を出すことに困っているでしょうか。
また、棚の上やロッカーなどの高いところに上って遊ぶという行為を、心配し問題行動として見ます。しかし、本人からしたら楽しいことでしょう。
支援や相談の場での問題行動は次のように考えています。
「問題行動とは自他にとって、現在または将来においてデメリットとなる行動」
本人、保護者、周囲の人たち全員にとってデメリットとなる行動が問題行動であると考えます。そしてポイントは現在だけでなく、将来も考慮しておくということです。
教室で大声をあげる行動ですが、本人は問題行動と思っていなくても、将来的にはデメリットとなると考えられます。大声をあげることで、周囲が本人と距離をおくようになる可能性もあります。そうなると、対人関係から学べることも大きく減ってきます。棚の上やロッカーの高いところに上がって遊ぶ場合も、落下すると身体にけがをする可能性も大きいです。そして、適切な遊びを学ぶことが減ってしまいます。長い目で見ると社会適応が課題になることも考えられます。
問題行動を考える時に、本人目線にすることで、支援の方法や支援者の心構えも変わります。
誰にとっての問題なのか、何が問題なのかを改めて考えていきましょ(^^♪
問題行動って?
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21/08/13 16:53