こんにちはジェイです♪
私たちは生活の中で自分の体がどう動いているか、触れたり触れられたり、見たり聞いたりなどのさまざまな感覚情報を通して周囲の状況を知り、その状況に合わせた行動をとっています。
また、体や心の状況を感じたり調整したりもしています。これが感覚統合がうまく出来ている状態です。
普段の子育ての中で何となく感じる育てにくさや落ち着きのなさ、不器用さ、癖は感覚統合上の問題を抱えているかもしれません。
発達障害をもつ全ての子供たちが感覚統合の問題をもつわけではありませんが、発達障害が疑われる症状の中から比較的感覚統合と関連がありそうな行動について紹介します。
「乳幼児期」
・寝返りや歩き始め等の基本的な動作の時期が少し遅い。
・刺激にとても敏感で抱かれるの嫌がる、夜泣きが激しい、寝つきが悪い、眠りが浅い。
など大変育てにくい子もいれば反対に、
・ミルクを飲んでおとなしく寝る子
・体がとても柔らかい
・動かしてもらうのが好き
等が挙げられます。
「幼稚園・保育園に通う時期」
・動きが活発過ぎて目が離せない
・手先が不器用/三輪車などの粗大運動が苦手
・集団を嫌がる
・情緒が不安定でよく泣いたり怒ったりする
・力加減が分からずお友達を強く教てしまう
「学齢期」
・落ち着きがなかったり気が散りやすい
・不器用さから絵や字が下手、縄跳びで手と足の強調した動きが苦手
反対に学習面は得意でも、
・対人関係が苦手
・偏食や睡眠時間の偏り
このような症状を見せる子供たちの中に感覚統合の問題をもつ子供が多く含まれています。
子供たちも周囲に理解されず悩んだりし不登校につながる可能性もあります。
生活全般的に注意を払っていただきなるべく苦悩を分かってあげられたらと思います。
感覚統合が不十分な子どもたち
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21/09/15 11:50