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発達障害の子どもへの上手なほめ方とは・・・

研修会・講演会
こんにちは ジェイです♪

「ほめて伸ばす」ーとても流行っていますね。「叱らない子育て」のような本もたくさん出ていて、社会的には叱ることが「悪」のようになっています。

発達障害の子どもをお持ちの保護者から「ほめたいけどほめられない」とか「叱ってばかりいる」という話をよく聞きます。
「ほめる」のも「叱る」のも本来は、社会生活を送る上で必要なことを教えるために行うものです。それなのに、「ほめなければいけない」と躍起になり、ほめることばかりにフォーカスしてしまうと、実際はほめているのではなく「おだてる」になってしまうケースがよく見受けられます。

そうやっておだてられてばかりいると、その子どもは「おだてられる」ことを常に求めるようになってしまうそうです。
「すごい?」と聞くようになったり、「なんでもっとほめてくれないの!」とこだわりにつながったりする場合も。「誤学習」につながってしまうのです。𠮟るのも本来は、社会での振る舞いを教えることなのです。

障害の度合いが軽度の子どもの中で、ある程度自分自身が周囲と比較できる子どもや、認知の高い子どもの場合には、「すごい」と言われて余計に反発する子どももいるそうです。

もう一つ理解しないといけないのは、発達障害の子どもの中には、ほめられているのにほめられていると感じていない、もしくは嬉しいと感じていないように見える子どもがいるということです。

例えば、頭をなでられることを「不快」だと感じる子どもがいます。その子の頭をなでてほめても本人は、少しも喜びません。そういう子には、「好ましい行動をして認められる」というのは、どういうことなのかを教え育てていく必要があるのです。

何か一つ「望ましい行動」を決めておき、子どもがその行動をしたら、「ほめられる」ことを意識できるように、ほめる側が「喜んでいる」ことを伝えます。そうやって「自分がほめられている時には相手も喜んでいる」という共有意識を育てることで「自分は認められてる」という意識を育てることができるのです。

こちらがちゃんと見ていたよ…というメッセージはちゃんと伝わるのです。

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