こんにちはジェイです♪
最近すっかり寒くなり雨が降っている日もありますね。
冷たくて、濡れてしまうと気持ち悪いしどちらかというと気分の良いものではありません。
ジェイにも雨がとても苦手で濡れることに対してパニックになってしまう子も通ってきています。
今回は障害を抱えている子供が雨を痛いと言ったり、濡れることをとても嫌がったりすることについてどうしてそんな風に感じるかをお話しできればと思います。
私たちも雨が苦手な人は多いと思いますが、「痛い」と感じることはありません。
しかし、雨が苦手な子たちは「感覚調整障害」の可能性があります。
感覚調整障害とは・・・
本来は入力される感覚刺激は脳に伝えられる際にボリュームのように調整され、適切な大きさで届けられています。
ボリュームが上手く働かないと不必要に大きく伝えられてしまったりとても小さくしか届けられなかったりします。
この調整が上手くいかないのが感覚調整障害です。
そして普通感じない程度の刺激に対して拒否的な反応を示す行動が防衛反応と言います。
本来、触覚の防衛的役割は外界に危険や害がないか確かめ危険と判断された時にすぐ逃避するために利用されています。
感覚調整障害を抱えている子たちは刺激の受け取り方にアンバランスを抱えています。
そして防衛反応が優位に働いて、通常では気にならないような刺激にも敏感に反応し、刺激から身を守ろうとする反応を示すことがあります。
そして些細な刺激でも「痛い」と感じることがあります。
このような子供には感覚の調整を図る必要があります。
そのアプローチとして、
肌触りの良い(子供が受け入れられる素材)長袖を着用、重たい布団にくるまる、跳ぶ、ぶら下がるなどの固有刺激が入る活動を取り入れることで感覚調整を図ります。
最も避けなければいけないアプローチは、
「そのうち慣れるだろう」「我慢しなさい」ということです。
何よりもつらいのは子供です。
子供がどんなふうに感じているか聞くことが重要になってきます。
負担が少なくなるような対応を考える必要があります。
雨が痛い?
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21/10/14 14:15