こんにちはジェイです♪
ジェイでは、ボルダリングや鬼ごっこでダイナミックに集団で体を動かす遊びから、室内でオセロやカードゲームで一対一で真剣勝負し活動する日もあります。
これらは「ただ遊んでいるだけのようにしか見えないけど本当に療育になっているのかな」と思われるかもしれません。
しかし、子どもが遊びを通して積極的に何かに取り組んでいる時が脳の感覚統合機能を最も促進している時なのです。
遊びを通して、運動や対人関係、集中力、挑戦心、認知といった様々な能力を発達させていきます。
遊びは大人から強制されたり、指導されたりするものではなく、子ども自身の内的欲求により積極的に物的、人的環境に働きかけていくものです。
その遊びが子どもに満足をもたらすとよりレベルが高い遊びへと自ら挑戦していくものです。
感覚統合につまづきがあると、
「遊びに興味をもたない」「いつも同じ遊びしかしない」
などの話が良くあります。
それは感覚統合の視点から、どのように体を動かしたらいいかわからない、重力や姿勢保持に不安がありダイナミックに体を動かすことが怖いなど様々な理由が考えられます。
そういった状態の子どもたちは怖さや失敗体験を積み重ねてしまい、
「自身がない」「消極的」「失敗を恐れ、挑戦しない」といった子どもになっていく可能性があるのです。
このような子どもが生き生きとした表情で積極的にチャレンジしていく姿は、脳の中で感覚統合が非常にうまくいっている、理想的な治療場面と言えます。
「子どもの内的欲求を重視、自ら積極的」と「子どもの好き勝手にさせる」とは意味が全く違うのです。
子どもが自分のできる範囲の遊びや活動をただ繰り返しているのは、治療的ではないし感覚統合療法ではありません。
少し難しくても「自ら積極的にチャレンジしそれが楽しい」という場面が、子どもの感覚統合を促進している場面なのです。
子どもが生き生きと積極的に課題に挑戦しそれが出来た時の達成感や笑顔が感覚統合療法に重要なのです。
これからもどんどん色々なことに挑戦していき学んでほしいです。
それを私たちが全力でサポートしていきたいと思います。
遊びが学び!
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21/10/29 14:26