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かんしゃくについて

教室の毎日
こんにちは、ジェイです♪

発達障がいを抱えている子どもの中にはパニックになりやすい子どもがいます。
パニックは周囲の人が原因を理解し、その原因を取り除いて、本人の不安や不快を解消してあげることが大切と言われています。

パニックとは少し違いますが子どもは誰でもかんしゃくを起こします。
家族など親しい人の前では、思い通りにならないことがあるとわがままを言ったりするものです。
しかし、発達障がいのある子の場合は、親しくない相手に対してもひどいかんしゃくを起こしたり、なかなかおさまらなかったりして、より激しいことが多いです。

今回は発達障がいを抱えている子どものかんしゃくについてお話しします。

度を超したかんしゃくが日常生活に影響を与えていることもあります。
例えば、
・友達がゲームをしていると自分が勝たないと気が済まず、負けそうになると放棄してしまったり、テーブルにあるゲームを散らかして続きをできなくなったりする

・何をして遊ぶかを決める時に自分の意見が通らないとその場から立ち去ったり、意見が採用された子を叩いてしまったりする

・思い通りにいかなかったりした時に路上でひっくり返って泣いて騒いだりする
などです。

こういった度を超したかんしゃくに対しての対応は、
・無視をする
ひっくり返って暴れるなどと注意を引こうとする行動が見られた時は「あなたがどのような態度をとってもその要求には応じませんよ」という意思表示をするために無視をします。
もし、周囲の人を叩いたり物を投げたりといった行動が見られたらすぐにやめさせます。感情的にならずに「やめなさい」と低い声で淡々と注意します。

・かんしゃくが治まったらほめる
自分で泣き止んだりかんしゃくをやめたら「えらいね」「よくがまんできたね」と
しっかりほめます。

・かんしゃくを起こさないとルールを確認する
かんしゃくを起こしても相手にしないということをルールとして決めておきます。
発達障がいのある子はルールを理解し納得することも可能ですが、いざ思い通りにならない場面に出会うと、ルールを忘れてしまったり従えなくなってしまいます。

それでも根気よくルールを守らせることで自制できるようになってきます。
こうした経験を繰り返すことで次第にかんしゃくを起こしたも要求は通らないということを理解していきます。
自制できた時にはほめてあげることが重要です。

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