こんにちはジェイです♪
今回は感覚のかたよりについてお話します。
自閉症スペクトラム症の特性を持つ子どもの中には、感覚がとても敏感で、ほかの人がほとんど気に留めないような刺激でも強烈に感じて、それが強いストレスになる場合があります。
その過敏な感覚が、かんしゃくやパニックを引き起こす原因になる場合もあります。
また、感覚が過敏なお子さんがいる一方で、感覚が鈍感なお子さんもいます。
👀視覚過敏があると
➡たくさんの物の中からひとつのものを見つけ出すことが苦手
蛍光灯のちらつきが苦手
文字のコントラストがきつく感じる
などがあります。そのため文字が読みにくかったり、目線を合わせることができなかったりします。
✋触覚過敏があると
➡洋服のタグ、靴下や肌着の縫い目などが肌に感じると痛みを感じたりします。そのため着心地の良い服をずっと着たり、刺激のある服は脱ぎたかったりすることがあります。
👂聴覚過敏があると
➡大きな音を聞くと轟音が鳴り響いているように感じたり、強烈な痛みに感じたりします。
また早口の人の話が聞き取りにくかったり、たくさんの音の中からひとつの音だけを選び出して聞くことが困難だったりします。
👃嗅覚過敏があると
➡給食のにおいなど強いにおいが苦手で、場合によっては吐き気を催すことがあります。パンが焼けるにおいなど、多くの人には心地よいにおいでも非常につらく感じる場合もあります。一方で馴染みの物は安心できるため、においをかいで周囲の状況を確かめようとすることもあります。
👅味覚過敏があると
➡一般的な味付けを濃く感じて薄味の物を好んだり、特定の触感や温度、食感の食べ物だけを食べ続けたりすることがあります。
感覚のかたよりは努力や根性では改善しません。
特性の深い理解と配慮が必要です。
感覚のかたより
教室の毎日
24/11/13 10:12