皆さん、こんにちは!
昨日、ピース八尾ではコグトレを行いました。
コグトレは大きく分けて
1)学習面
2)身体面
3)社会面
の3方向から包括的に支援していくプログラムです。児童精神科医の宮口幸治さんと、作業療法士の宮口英樹さんご兄弟が開発された、新しい療育の1つです。
昨日は学習面と身体面に絡んでくる、「注意力」をアップされることを目的としたゲームを行いました。
みんな、床に置かれたカードをしっかり見て、目線を上下左右に動かし、カードの違いをしっかり見極めてくれていました。
普段の動きはどちらかと言うと、おっとりしたタイプの児童が、ものすごい速さで目を動かしながら左右のグループを見比べて素早く答えていたり、言語にハンデのある児童が、カードの種類や数を瞬時に頭の中でまとめることが出来ていたりと、みんなの隠れた才能が垣間見ることができた瞬間でした!
使ったカードは、アニメキャラ、色、数字、音符だったのですが、数字が分かりやすかった子、アニメキャラを速く見つけられた子、など、みんな個性があり、速く答えられたカードのタイプは人によって全然違っていました。
これも視覚支援の何等かのヒントになったと思っています。
同じ視覚支援でも絵のタッチや文字のフォントの違い、色使いの加減や記号などの使用で、何か今よりも上手く伝わる方法があるのかもしれません。
その辺りの見極めは職員の力量が試されます。しっかり考えて児童一人ひとりと向き合っていかなければ、と改めて思いました。
注意力を鍛えよう!
コグトレ
21/10/23 08:47