こんにちは。夏休みは終わりましたが日中はまだまだ夏の暑さが残っているように思いま
す。季節は秋に移っていきますがこの暑さでは夏バテならぬ、秋バテになってしまいそうです。季節の変わり目には体調に十分お気を付けください。
さて今回は「ことばのかけかた(話す編)」について記していこうと思います。
この記事を見られているお母さん、お父さんの皆様方。
「こどもにおとなのことばを使わせようとしていませんか?」
車をブーブー、犬をワンワン、ご飯をマンマ等
いわゆる【赤ちゃん言葉】には大事な役割があります。
それは、こどもにとって【〇言いやすい 〇聞き取りやすい】という事です。
小さな子どもにとって、大人が普段使っている言葉は難しく言い難いものなのです。
言葉の発達にとって【一番大事なことは言葉を使ったコミュニケーション】になります。
そのコミュニケーションが難しいと、身につくかどうかもとても難しいものになります。
こどもにとっては
わかりにくい言葉かけは
「自動車(のおもちゃ)箱にしまっておこうね。」
わかりやすい言葉かけは
「ブーブー、ナイナイね」
になります。
正しい言葉を喋らせることは大事なことです。
しかし、意思疎通が取れない事は言葉の発達やコミュニケーションの発達において大きな問題となります。
その為に大事な事が2つありますのでご紹介していきます。
まず一つ目に、【ことばかけは恥ずかしがらずに】
言葉の伝わらない相手に、なにを話せばと思うかもしれませんが、難しく考えなくても大丈夫です。
着替えの時は袖を通しながら「おててはどこかな~?」
ごはんのときは「お口。アーンして」
外に出たら「わー、いいお天気!」など
独り言みたいで恥ずかしいなんて思わずに、動きや気持ちを言葉に出して伝えてみてください。
二つ目に【子どもにわかる言葉で話そう】
「たくさん話さなければ」と声をかけすぎても子どもの聞き取り能力が追いついていなければ言葉は素通りしてしまいます。
伝わりやすくするためには
①「コロコロ」や「ブーブー」等のリズミカルな擬態語(オノマトペ)を多く使いましょう。
②ゆっくりな速度で声をかけましょう。
③楽しく会話しましょう。
同じ言葉でもにこやかに楽しく話しかけることで余計に楽しい気持ちになります。
どんどん楽しい言葉でお子さんもお母さんもお父さんも楽しく過ごしていきましょう。
次回は「ことばのかけかた(聞く編)」についてお話していきます。最後までご愛読ありがとうございました。
スターキッズでは言語聴覚士による言葉のトレーニングを行っています。
現在、2歳~7歳の方が言葉の療育を受けられています。
言葉に関するお悩みの方はスターキッズの高木までご連絡ください。
言葉のコラム バックナンバー
#6「言語聴覚士ってどんなことをするの]
https://h-navi.jp/support_facility/facilities/159544/blogs/220546
#8「ことばの成長‐よくある質問‐」
https://h-navi.jp/support_facility/facilities/159544/blogs/243579
#10「ことばのつみき」
https://h-navi.jp/support_facility/facilities/159544/blogs/273589
#11「こどもとのかかわり方」
https://h-navi.jp/support_facility/facilities/159544/blogs/294281
いいね&フォローお待ちしております✨
インスタグラムID @starkids_koushi
言葉のコラム#12【言語聴覚士・高木先生】
教室の毎日
22/09/20 19:24