こんにちは。10月に入り、少しずつ寒さが出てきました。風邪をひかないように毛布を出した高木です。朝から暖かい飲み物を多く飲むようになりましたね。読者の皆様は寒暖の差で体調を崩されないように充分お気を付けください。
さて今回は「ことばのかけかた(きく編)」について記していこうと思います。
ことばの気になるお子さまと関わるときに、わかってはいても発音が気になってしまうことありますよね。
「どうして発音がよくないの!」と思っても焦らず「伝えたいことはなんだろう?」と気持ちに寄り添ってみましょう。今は発達の途中なので間違って当然なんです。
【発音が間違っても、まず気持ちを受け止めましょう】
ことばの聞き分ける力や、正しく発音する力は初めから持っているわけではありません。
例えば、「たちつてと」、「さしすせそ」、「しゃしゅしょ」等は特に難しく、【小さな口の中では発音がはっきりしないことが普通】です。
ことばがはっきりしなくて、不安になることも多いと思います。「どうしても子どもために何かしてあげたい!」と熱い気持ちの保護者様の為にとっておきの方法があります。それは・・・
【否定しないこと】になります。「違うでしょ」「そうじゃない」ということばはこどものお話をしたいという気持ちを減らしてしまう言葉になりますので注意しましょう。
こんな場面に心当たりはありませんか??
例)
子ども「うちゃぎだー。かわいい。」
お母さん「『うちゃぎ』じゃないよ『うさぎ』だよ」
発音の間違いを放っておくと大人になっても赤ちゃん言葉が抜けないと不安に思っていませんか?実はお子さんの能力が未成熟のままでは逆に混乱させてしまいます。
他にも要注意の例
・「電車」を「シャ」という。
・「コップ」を「ポック」という。
・「テレビ」が「テービ」という。 など
ことばをそだてるためには、大人の対応がとても大事になります。まとめると
・出来ないことを否定しない。
・気持ちを受け止める。
になります。
大人の対応が子どもの成長に大きく影響していることは皆様ご存じだと思います。
上手に話すことが出来るようになることも大事な事です。
わたしは人との関わり楽しく感じてもらい、その中でおしゃべりが好きになってもらうことを1番に考えて療育に携わっています。
次回は「ことばのかけかた(そだてる編)」についてお話していきます。最後までご愛読ありがとうございました。
スターキッズでは言語聴覚士による言葉のトレーニングを行っています。
現在、2歳~7歳の方が言葉の療育を受けています。
言葉に関するお悩みの方はスターキッズの高木までご連絡ください。
言葉のコラム バックナンバー
#6「言語聴覚士ってどんなことをするの]
https://h-navi.jp/support_facility/facilities/159544/blogs/220546
#8「ことばの成長‐よくある質問‐」
https://h-navi.jp/support_facility/facilities/159544/blogs/243579
#10「ことばのつみき」
https://h-navi.jp/support_facility/facilities/159544/blogs/273589
#11「こどもとのかかわり方」
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#12「」ことばのかけかた(はなす編)
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言葉のコラム#13【言語聴覚士・高木先生】
教室の毎日
22/10/11 17:15