「ただの遊び」に見えて、実は学びの宝庫!今回はみんなで一生懸命に手作りしたピザやケーキを使い、「お店屋さんごっこ」を行いました。
療育では、この「ごっこ遊び」をSST (ソーシャルスキルトレーニング)の重要な機会と捉えています。今回、私たちが大切にした3つのポイントを解説します。
■1. 役割意識と想像力「店員さん」「お客さん」という自分以外の役割になりきることで、相手が何を求めているか、どんな言葉をかけるべきかを想像します。
これは「他者の視点に立つ」という高度なコミュニケーションの土台になります。
■2.場面に合わせた「言葉選び」「これください」「100円です」「ありがとうございます」決まったフレーズを実際のやり取りの中で使うことで、状況に合わせた適切な言葉遣いを自然に習得していきます。
■3.自己抑制と社会的なルール 今回、特に素晴らしかったのが「順番を待つ」姿勢です。「お財布を選びたい!」という強い気持ちがあっても、お友達が終わるまで落ち着いて待つ。この「自分の感情をコントロールする力(自己抑制)」は、集団生活において欠かせない力です。
お買い物役とお店屋さん役、どちらの役割にも積極的に参加する姿が見られました。お財布を選ぶ場面では、ワクワクを抑えてしっかりと順番を待つことができ、心の成長を感じる瞬間がたくさんありました。「いらっしゃいませ」「ありがとうございます」の挨拶も、相手の目を見てバッチリ言えましたね。
「遊び」は、子どもたちにとって最高の教科書です。これからも、楽しみながら「生きる力」を育むプログラムを大切にしていきます。