わくわくキッズルーム佐久平・代表の野原です。
2学期に入り、子ども達の体も心もすくすくと成長しているんだなあと日々実感しています。
わくわくキッズルーム佐久平が特に大切にしていることは”あそぶ”ことです。なぜ”あそび”を大切にしているかというと、子ども達が〇〇したい、〇〇であそびたいという”〜したい”という自主性を育てる療育を心がけています。
ごっこ遊びをしたり、サッカーをしたり、ブロックをしたり、トンネル遊びをしたり、おままごとしたりあそぶ方法はいろいろあります。子どもたちが遊んでいるときの集中力はものすごいエネルギーを感じます。一緒に遊んでいると大人の方がついていくのがやっとです😅
昨日もひとりでブロックをしている子がいたのですが、もう一人の男の子が一緒に入ってきて、スタッフと3人でブロックをして遊びました。普段ならひとり遊びをしている時間が多い子なのですが、友達と一緒に関わりながら、楽しく遊んでいました。
”あそぶ”中にも友達との関わり方、想いを伝える方法や集中力を高める方法など、遊びを通して社会性を学ぶスキルがたくさんあります。
そして、わくわくキッズルーム佐久平の特徴は、あそぶ前に必ず学校の宿題をやるという習慣が身につけられることです。
開所当初は、スタッフも手探りで、どうしたら宿題をやってくれるのかなどを考えながら子ども達と接していましたが、運動プログラムを工夫しながら、宿題の前に体を動かして、手や指、足を使ったり、体に適度な刺激を与える”脳活のびのびトレーニング”を導入したことで、子ども達が自然に宿題に取り組めるようになりました。
これはスタッフ全員が驚いています。子ども達が施設に来てから、脳活のびのびトレーニングをスタッフと一緒にサポートしながら行い、そのあと、学校の宿題をみんな机に向かって取り組んでいる。この光景を見た時に、落ち着きがないんじゃない、宿題をしないんじゃない、ひとりがいつも通りにやることを、周りの友達が見て、当たり前にやるんだという習慣が自然に身についてる。この自主性を育てることが大切なんだと感じています。
勉強が好きな子は自ら自然に宿題をやります。それは好きだからできるんです。勉強があまり好きでない子でも、やりたいことをやるために、今は少しだけ我慢して、先に宿題を終わらせる。そして、苦手なことや好きではないことが終わったら、好きなことでおもいっきりあそぶことができる。
それは〇〇したい気持ちを我慢して、今何をすることが必要なのかという考える力を養うことにもなります。好きなことをおもいっきり楽しんでいる時は、おやつの時間も忘れて、集中して遊んでいます😄
やりたいことだけをやっていては、自分勝手でわがままな人間になってしまいます。やりたくないんだけど、やらなければいけないことをやるのは大人の世界も子どもの世界も同じですよね。
わくわくキッズルーム佐久平は”その子の好きなことを伸ばす=可能性を広げる療育”を大切にしています。毎日いろいろ工夫して、あそびと子ども達の成長を考えてくれているスタッフが子ども達を待っています!
宿題をする習慣も自然に身につきます
当施設のこだわり
21/09/08 12:56