わくわくキッズルーム佐久平 野原です。
昨日は、運動療法の研修をしました。
「脳活のびのびトレーニング」の原点ともいえる、脳と体と心の連動性について復習を含めての研修でした。
最近では児童発達支援からの利用が増えており、利用されるお子さんの年齢の幅も増えておりますので、あらためて発達段階に沿っての脳機能と心と体の発達についてお伝えしました。
◉体や心の機能と脳の機能は連動していること
例えば、ハイハイをすると運動器だけでなく、視機能、手足の皮膚感覚や平衡感覚を鍛えることへもつながります。
子供時代の発達に注目した運動トレーニングは室伏選手などが有名ですがスポーツ選手でも取り入れられています。
◉6歳までに大脳の85%が完成する
この時期までに感情面のベースが出来上がります。
愛情関係を育み、コミュニケーションの基礎ができる時期から集団生活の基礎ができていきます。
◉12歳ころは大脳がほぼ完成して成人まで発達させていく
「9歳または10歳の壁」ともいわれている時期でもあり、数の概念など学習面の難しさにぶつかる場面も出てきます。
心理面では自己肯定感を持ち始める時期でもあるので、周囲の大人がどれだけ応援しサポートしていき自信をつけていくかが求められます。
「可愛い子には旅をさせろ」という諺もありますが、この時期はアイデンティティの確立も始まるので、家族や学校以外での大人との関わりの中に身を置くことで自分自身を見つめることもできる大切な時期とも言われています。
大脳は成功体験を積んでいくことで発達が促されるので、多くの体験や行動する場面を作っていくことが求められます。
大まかな年齢の目安で区切りましたが、もちろん発達段階に差はあると思います。
しかし、このようにイメージができて療育者が療育できているということが大変重要です。
わくわくキッズルームの子供たちが「心と体の発達」がしっかりと促され豊かな人生を育めるように、常にスタッフ研修をしながら進化していきたいと思っています。
脳活のびのびトレーニングのこだわり
当施設のこだわり
22/04/29 12:00