今回は鉛筆やお箸の持ち方について記載します!
お箸や鉛筆、どちらも手で持って指先で操作することにより、文字がかけたり食べ物を摘まめたりします。この持ち方を「動的三指握り」と言われています
この持ち方が出来るまでにはいくつかの段階があります!
手の動きの発達として
・肩関節の安定(姿勢の安定に大きく関わる)
・前腕の回外動作
(母指丘を開いて使えるようになるために必要、肘関節の中間位が大切)
・拇指対向(指の腹でつまめるように)
・指先でのつまみ動作(細かいものを摘まめるように)
・橈側3指尺側2指の使い方
(親指、人差し指、中指は物を操作し、小指、薬指は固 定させる動き)
手の動きの発達とともに握り方も変わっていきます
・回内握り(手のひらを下に向けて握る)
・回外握り(手のひらを上に向けて握る)
・静的3指握り(指先で持ち、肘や肩の関節の動きで物を食べる)
・動的3指握り
必ずこの順番だとは限りませんが、このような発達段階があります。
また上記と合わせて感覚統合的にも触覚や固有覚、前庭覚に着目することも大切です!
上手く持てるようになるには、その子に合った段階に合わせて動作を促していくことが重要なので、遊びながらきりんで成長していきましょう!
動的三指握り(お箸や鉛筆の持ち方)
教室の毎日
22/08/17 10:13
