みなさんこんにちは!!
いつもブログをご覧いただきありがとうございます。
今日はある日の、
子どもとのやりとりを紹介したいと思います。
「先生なんて嫌いだ!」と突然、
ある子から言われてしまいました。
驚きながらも、その言葉の意味を考えてみました。
その子は、
自由遊びの中でお友達がボールで楽しそうに遊んでいるのを見つけ、「一緒に遊びたい」という気持ちから、近寄ってボールをお友達から取ってしまいました。
決して悪気はなく、「一緒に楽しみたい」という気持ちだったようです。
しかし、突然ボールを奪われたお友達からしてみると、嫌な気持ちになり、奪い返されて怒られてしまったようでした。
その反応をよく理解できていない彼は、「一緒に遊んでくれない。」と怒って、八つ当たりするかのように、
先生の元へきて「嫌い!」と叫んだのでした。
「先生のことが嫌い」という意味ではなく、
「どうしてお友達に気持ちが伝わらないんだ、助けて先生」という意味かのかなと受け取りました。
落ち着く時間を作ってから、再び、先生と一緒にお友達に声をかけに行きました。
こぱんには、ストレートに言葉を表現するのが苦手なお子さんがいます。
時には攻撃的な言葉も、その本意をよく見極め、声をかけていきたいと思います。
また、小さいお子さんだと特に言葉にもならない機嫌の悪さなどもよくみられます。
コミュニケーションの支援について、
子どもの本当の気持ちはなんなのか、よく考えながら関わっていきたいなと気付くやり取りでした。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
「嫌い!」
教室の毎日
24/07/29 13:28