MyStepに通い始めた子どもたちからは
「こんなん、電卓使えばいいやん」
「こんなに複雑なもの、いるの?」
といった声が多く上がります。
確かに計算を速くて正確にするだけなら
電卓も含めて、様々な方法が存在します。
子どもたちの言うことは「ごもっとも」です。
ここでよく耳にする、質問された側の
大人の回答としては
「将来使うからだよ」
「試験に出るからだよ」
といったものが多いのではないでしょうか。
しかし、皆さんもご存じの通り
小学生で学ぶ4ケタ÷3ケタや
中学生で学ぶ方程式などは
実社会で生きていて、紙に書いて
解くことを求められることは「皆無」と
いってよいくらいありません。
試験も、大学入試にいたっては
AO入試や選択科目制などにより、
数学すらない入試も多く存在します。
ですので、「将来必要だから」といった
ような優等生的な回答は
「なぜ『今』面倒でやりたくないのに、
やらなければならないのか」
と疑問を抱く子どもたちにとっては、
不誠実な答えになってしまいます。
ではなんと答えればよいのでしょうか。
計算トレーニングは、計算機器などが
十分に発達していなかった時代の遺物
なのでしょうか。
実はそうではないのです。
(次回へ続く)
【算数】計算トレーニングをする意味(1)
MyStepジュニアの指導
22/07/21 17:09