ちょうど1年前からご利用の3歳のMくん。
最初の数か月は特定の職員がいないと寂しがってあせるいましたが、今では新しい職員にもすぐに慣れてくれるようになりました。あそなびが好きでお迎えを心待ちにしてくれているそうです。
あそなびに来始めた頃からトランポリン・公園の滑り台遊具・お散歩など、とにかく体を動かすことが大好きです。
これまで週3回、1日7時間程度の利用を続けられ、この1年間でできることがたくさん増えました。
職員の膝に座って揺れていたブランコはひとりで乗れるようになりました。背中を押して欲しい時に「(もう)いっか~い」と指文字を交えて教えてくれるようになり、他の場面でも職員に自分の要求を伝えるサインとして使えるようになりました。
入所から数ヶ月間は、「あ」や「あいや」等の喃語でお話をしていましたが、言語聴覚士の職員とともに口の動きの練習や、絵カードを利用して発語の促しなどM.Sくんに合わせた療育を行い、「あか」「あお」「すし」「パン」「ラーメン」「(サ)ラダ」「(お)でん」など発語できるようになりました。また、食べ物の絵と名前を3つ合わせることができたり、職員の言葉を真似ようとする意欲が出てきています。
運動以外の活動にも興味が広がり、絵本の読み聞かせ・手遊び歌など様々な活動に集中して取り組む時間も長くなってきました。特にブロック活動では、たくさんの動物を種類ごとに並べて15分位集中して楽しんでいます。
お友達が来ると笑顔で「にいに~」と走って行き、ぎゅ~っと抱きつきます。お友達もMくんが好きでとても仲良くしています。
これからもお友達との関わりがもっともっと楽しくなるように、そしてMくんの気持ちを言葉や行動で周りに伝えられるように療育を行ってまいります。
ことばが出たよ!(言語聴覚士日記)
教室の毎日
22/12/23 17:26