金曜日は恒例のヒガシクエストの日!ということで、とうとう14話目となりました。
今週のテーマは「勝敗」。じゅにあで明確に勝ち負けを意識した活動を行うのは初めてです。
ただし、勝ち負けがあると言っても、お子さん同士でやるわけではなく、1人の職員VSお子さんたち(たまに職員も入りますが)での勝負です。
よく「勝ち負けにこだわりがある」というフレーズを聞きませんか?もちろん、勝つのは嬉しいですし、負けるのはイヤですよね。でも、それに対して「こだわる」というのは、どういう状態なのでしょうか。
自信がなく自己評価が低いお子さんですと、「負ける」ということで、今までギリギリで保っていた心のバランスが崩れてしまう場合があります。そのようなときには、泣いてしまったり、怒ってしまったりと別の行動で自分を保つことがあるかもしれません。もしくは、悔しくて泣きたい気持ちを堪えて我慢してしまうかもしれません。ときには「我慢する」ことは必要ですが、気持ちを抑えつけるのは望ましくないと思います。
と、話は少し逸れてしまいましたが、月曜日~木曜日は”歩くケイドロ”、金曜日の今日はじゅにあ独自の”オリジナル色鬼”でした。じゅにあでは「全員が大人1人に負ける」場面を設定することで、『みんながいるから大丈夫』、『負けたのは自分一人じゃない』と思えるように環境を整え、その中で「負け」を体験する活動を行ってきました。もちろん、最後はお子さんたちが勝って終わるのですが、真剣なお子さんたちを負かせるために、必死に早歩きをする大人の姿は、きっとお子さんたちの脳裏に焼き付き「将来はこんな大人になりたい!」と思ってくれたことでしょう☆
小学生の設定活動~ヒガシクエスト14~
教室の毎日
21/07/16 19:39