こんにちは、作業療法士の菊池です。
今日はスタッフ全員が集まり、ミーティングを行いました。
私から感覚統合についてお話をし、皆で意見を出し合いました。
じっと座っていられない、癇癪を起こしやすいといった、一見大人からすると困った行動も、感覚統合の視点から捉えると、そこにはお子さんなりの理由があることが見えてきたりします。感覚の過敏さや鈍さからくる生きづらさに対し、お子さんなりに精一杯対処しようとした結果なのかもしれません。
学習のつまづきに対しても、感覚統合の視点から捉えることで違ったアプローチの仕方が見えてくることもあります。学習能力が育つには、その前段階である目と手の協調や、身体図式、姿勢バランスや眼球運動などの力が育っていることが必要です。できないところを繰り返し学習にすることはお子さんにとっては苦痛が大きいです。学習の基礎となる感覚を遊びの中で育ててあげることで、それが学習能力の向上につながることもあります。
さくらぼでは、そういった感覚統合の視点も取り入れながら、お子さんにとって必要な支援を、お子さんが楽しく取り組めるように工夫していきたいと思います☆
スタッフ研修~感覚統合①~
教室の毎日
21/07/27 00:52