こんばんは。ナーシングプラス有松校です。
皆さんはお水はお好きですか？
お水は生活しているといたるところでみかけるものです。
飲み水もそうですし、洗面所やトイレで流れる水、お風呂の水、近くの川や公園の水、雨水などなど。
お水は流れるときはキラキラと光を反射しながら一定のリズムで動きます。この一定のリズムで繰り返し繰り返しお水が流れる様子や、光を反射してキラキラと輝く様子は私たちに安らぎを与えてくれますが、このことは子どもたちにも言えることです。
他人よりも感覚が鋭い子は、キラキラと輝く様子に心奪われたりすることがあり、一定のリズムで繰り返しが起こることに安心するタイプの子は、お水が流れること自体が好きだったりします。もちろん、お水のひんやりした感覚が気持ちいというのもお水が好きな理由だったりします。ついついお水で遊びすぎてしまうのは、お水が生み出すこうした様々な現象を欲するこころがあるんですね。お水で遊びすぎてしまって叱られたりしてしまうこともあると思われますが、それでもお水をもとめるこころ自体はなくそうとおもってもなくせないもの。ただ、少なくともその子が何をもとめているかがわかるというだけで、その子に対する働きかけや心の持ちようは大きく変わってきます。わかっていてもお水で遊ぶのをやめないといけないという場合もありますが、その場ではどうしようもなくても、他の場面でいい働きかけ方が思いつくこともあります。
何気ないと一見思われる行動の中にその子の意思や欲求を発見することは支援者にとっては基本的なことですが、基本的な事柄ゆえによりもっと大切にしてゆかないといけない事柄です。ナーシングプラスではそれぞれの行動が仕方のないものだと捉えるのではなく、その原理を考え、どうすればお子様本人にとっても望ましい方向になるのか、ということを大切にしております。これからも基礎基本を大切にしたいと思う、ナーシングプラス有松校の一週間の締めくくりとしての「お水」の話でした。