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【コラム】子供の座る姿勢について

教室の毎日
こんにちは、作業療法士の松尾です。
今日のブログはいつもとは違ってコラムのような感じでお話ししようかと思います。

子どもの座る姿勢悪いな~と感じたことはないでしょうか?
座る姿勢が悪いといっても色々な姿勢、色々な要因があるかと思います。
今日はその中でもずっこけ座り(仙骨座り)についてお話ししようと思います。

ずっこけ座り(仙骨座り)とは?
座った時に骨盤が後傾し、座高が低く、一目見ると「ん?猫背かな?」と思うような座り方です。画像検索するとよくわかるかと思います。
主に高齢者が多い印象ですが、子供でもずっこけ座りになってしまう子はよくみられます。

どんな要因があるの?
ずっこけ座りの要因も様々があるので2つ紹介いたします!
①太ももの裏の筋肉(ハムストリングス)が固いため。
ここの筋肉が固いと骨盤をひっぱり、骨盤が後傾しやすく、ずっこけ座りの要因になります。
②体幹の弱さを補うため。
バランスを安定しようとすると人は床との設置面積を増やそうとします。片足立ちよりも両足立ちした方が安定しますよね?その結果座面を広くしようとしてずっこけ座りになってしまいます。

ずっこけ座りだとだめなの?
座位を安定させる=座った作業の安定につながります。一度親御さんがずっこけ座りして字を書いたりしてみるとわかりますが、やりづらいし疲れるし集中できないかと思います。
一概にダメで片づけることはできないですが、将来の事を考えると矯正していきたいなと個人的には思っています。

どう改善すればいい?
要因2つにアプローチしていきます!
①太ももの裏をマッサージしたり、柔軟したりすることで、筋肉を柔らかくしましょう。
②体幹を鍛えましょう。体幹の弱さはさらに深堀すると感覚統合につながります。ただ体幹が弱いのか、感覚統合されていないのか、みていく必要があります。

長くなってしまいましたが、また今後も作業療法士の視点からコラムを書くかもしれません。
ナーシングプラス有松校 松尾

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