ナーシングプラス有松校 鈴木です😆
平素はナーシングプラスをご利用いただき、誠にありがとうございます。
夏休みも近くなってきているため、今日は、10時〜16時まで通しでご利用いただく【土曜・祝日】の過ごし方についてご共有します!
(実例として、祝日だった今日の、実際の様子についてのブログです♪)
ナーシングプラス有松校では、「自分を知り、他者を知る療育」を目指し、主に感覚統合をメインとしながら様々な活動や過ごし方を提案しています。
とはいえ「感覚統合って何?実際に意味や変化はあるの?そもそも我が子の課題はここじゃないよ」と感じる方も多くいらっしゃるかと存じます。
感覚の統合は、全ての発達の土台になっています。
と同時に、発達障がいを抱えるお子様は、"無意識で機能している感覚"の未統合さが認められるケースが往々にしてあります。
定型発達の方であれば、幼少期に公園や園庭で、ブランコやジャングルジム、鉄棒などの遊具で好きなだけ遊んで、気づかないうちに様々な感覚の統合がなされています。
その反面、前庭覚の未統合さや、固有覚の過敏による他者との関わりや特定の刺激を避けるなどの様々な要因から、全ての遊具で思いっきり遊んで感覚を整えていくことが難しいお子様も多く見られます。
私たちは、お子様1人ひとりの凸凹を見ながら、強みは思いっきり褒めつつもどんどんチャレンジしてもらいながら伸ばし、少し弱くなっている部分は楽しみながらできるように支援をしています。
感覚統合という場面においては「うた遊び」を通じて、お子様にとっては遊びのような感覚でご自身に向き合ってもらえるような工夫をしています。
顕在化するニーズ(※例えば、お友達とのコミュニケーション力の強化、多動の緩和、聴覚や触覚の過敏さの緩和)に対して直接アプローチをかけるよりも、まずは体の土台になっている部分を整えてあげる方が、お子様ご自身において伸び代の獲得が早く、負担が少ないと考えています。
ただ、感覚統合はあくまで手段であり、目的はお子様の発達なので、感覚統合だけではなく様々な活動を取り入れています。
例えば今日は、
■毎日全児童に個別で行っている、感覚統合運動
に加えて、
■自立課題(微細運動強化:貼り絵、塗り絵、折り紙、積み木)
■協同遊び(同世代の児童と協力してカプラで作品作りやカルタ)
■粗大運動(児童ごとに個別の感覚統合運動、静と動を意識した追いかけっこ等)
等を、お子様の身体能力の伸び代やその日の活気などの状態に合わせて、意図的に提案しながら取り入れています。
各項目の目的はまた後日のブログでも書きますが、常勤の作業療法士・言語聴覚士在籍という恵まれた環境の中で、個別感覚統合+自立課題+コミュニケーション力強化のための小集団活動 を取り入れながら、これからもお子様の成長発達を支援してまいります!
土・祝のプラスの過ごし方
教室の毎日
22/07/19 02:28