こんにちは!ナーシングプラス有松校言語聴覚士の伊藤です(*'▽')
本日は言葉のお話です。
みなさまはお子様の「言葉の力」を伸ばしたい!と思った時、支援の仕方としてまずは何を思い浮かべますか?
とりあえずたくさん言葉を聞かせてあげる、正しい言葉遣いに言い直させる、「言葉のシャワー」なんて言葉もあるし...
もちろんどれも間違いではありません!ですが、かける言葉は多ければ多いほどいいわけではないんです。
ここでひとつご紹介。大人の基本姿勢『SOUL』を意識してみましょう!
S:silence(静かに見守る)
O:observation (観察する)
U:understanding (理解する)
L:listening (傾聴する)
これは発達に遅れのあるお子様への関わり方や声掛けの手法である『インリアルアプローチ』内で紹介されている文言です。もちろん障害の有無に関わらず、お子様全般への関わり方として支持されている考え方です。
S→子どもが主体的に行動するまで待つこれは〇〇でしょ!と急かしたりは×
O→子どもの表情、視線、指差しなど観察し伝達意図を想像する
U→ 子供のコミュニケーションの問題点を理解し、援助法を考える
L→ 子どもの言葉、サインに耳を傾ける
正解を教えたい気持ちをグッと抑えて...子どもが何を伝えたいのか考える数秒を作ることを意識する。それだけでもコミュニケーションの仕方が良い方向に変わるはずです。
より適切な関わり方を知り、言葉の力を伸ばしましょう♪
【言葉のお話】関わり方の基本
教室の毎日
23/05/22 12:28