こんにちは☀
ちょっと前の療育中の一コマのお話です。
お友達と遊びたくて、中々言葉で誘えず、背中をトントンとしたA君。
でもお友達は「叩かれた!!」と思い泣いてしまいました。
職員も含め三人でお話しして、ちゃんと仲直りはしたものの、A君は浮かない顔。
私が声をかけると「うーん」と浮かない返事だったんので別室でお話をしました。
「今どんな気持ち?」と聞くと黙ってしまったので
「いらいら?」「悲しい?」「楽しい?」と聞き直すと「ちょっとイライラ」と教えてくれました。
お友達と仲直りできたけどイライラする?と聞くとしばらく黙ってから「間違えちゃっただけ」と…お友達と遊びたくて、背中をトントンしたその力が間違えて強くなっちゃったのに、「優しく叩こう」と言われたことが嫌だったと教えてくれました。
じゃあ2人に「間違えただけだって伝えようか」というと「先生が言って!!」とのことだったので、私が職員と友達に伝えると。その後は少しずつ気持ちを切り替え、笑顔で帰ってくれました。
お友達などに「手を出してしまう」ことはよくないこと。
それはしっかりわかっていても、いろいろな気持ちの葛藤がありますよね。
本人は叩いたつもりじゃない!蹴ったわけじゃない!!
でも当たる力が強くて、怒られてしまった怪我をさせてしまった。
アイダーでは、「やってはいけないこと」はしっかりと伝えます。
でももし手が出てしまいそうだったら未然に防ぎ、その子がどんな気持ちだったから手が出てしまったのかもしっかり聞きます。
その時すぐにお話をするので、自分の気持ちを言葉にして再確認したり、気持ちの静め方を一緒に工夫していけるので少しずつ手が出る回数が減ってくれたり、自分から距離を置けるようになったりしてくれています。
気持ちの整理は難しいですよね。
気持ちを言葉で伝えるのも難しいです。
でも難しいことだからこそ、アイダーの職員はみんな真剣に、1人1人の気持ちに寄り添います。
私もよく子供に、ダイエット中だけどお菓子がやめられないと相談したりしていますが、「ちょっとだけにして我慢ね」と言われています(笑)
気持ちの整理
教室の毎日
22/07/02 16:30