みなさま、こんにちは
本日のアネラ森孝の様子をお伝えします!
別室で事務仕事をしていると、
Tくんがシクシク泣いていました
「どうした?」と声をかけるも
すぐには反応できない様子
状況を知るスタッフに事情を聞くと
セルフプログラムで何をして遊ぶかを決める際に
色んなことが重なりイライラしていた模様…。
さらにTくんが希望する遊びが
多数決で選ばれなかったことも重なり
場から離れて泣いていたようです。
ひとまず【いまえらべること】として
紙に選択肢を書き示しました。
①そうだんしつできゅうけい
②いまいるばしょできゅうけい
するとTくんの方から
「③はないの?」と言ってきたので
「③はどんな選択肢がいいかな?」と聞くと
「好きなことがしたい」と自分の希望を
自分の言葉で伝えてくれました
「わかった。じゃあ時間を決めて
好きなことをするにしよう」と伝え
③を書き加え、
タイマーがなったあとの行動も書き、
もう一度Tくんに紙を見せると
「③にする」と伝えてくてました。
Tくんは本を読むことを決めた様子
15分にセットしたタイマーを渡しました。
15分後…
タイマーがなるとすぐに本を閉じ
片付けることができました爆笑!!
表情も穏やかになり、紙に書いた通り
集団遊びの場に戻ることができました
視覚支援が有効なお子さんは
一定数いらっしゃいます。
そのことをわかっていても
一瞬の手間や時間をかけることが
抜けてしまったり、
咄嗟の指示などは口頭で済ませる
なんてこともあると思います。
(わたしもあります)
でもほんの少しでいいんです!!
短い単語1つでも、書いて見せる支援で
お子さんが安心して過ごせるなら、
書かない手はありませんね
この子には何が必要なのか。
どんな支援をすると安心できるのか。
有効な手段は何か。
こんなことを日々考えながら仕事をしています筋肉
本日はこれで失礼いたします。
読んで頂きありがとうございました
書いて見せる支援!
教室の毎日
23/02/06 10:19