今日も見てくださってありがとうございます!
今日は独り言のコントロールについての取り組みをお伝えいたします。
タブレットでグーグルマップを見ているこちらのお子さん。
状況によらずに独り言を発します。
このままでは映画館に行くことなどは制限されてしまいます。
ということで独り言のコントロールができるように練習しています。
合図となるのはこちらの右側のカード。
独語×と書いてあるのですが、実は読めなくても、意味が分からなくても問題ありません。
初めはこちらのカードを提示すると同時に、口を閉じる練習をしました。
職員が大げさに口を閉じる仕草をすると模倣をしてくれます。
口の閉じ方を少しずつ自然なものにしていきました。
次にコミュニケーションと独り言の区別を練習しました。
独り言を発した際にはご褒美に到達するために必要な印が減ります。コミュニケーション(相手への関わりを目的とした発語)の際には印は減らず、こちらも求めているリアクションを返しました。
またスケジュールのいろいろなタイミングに貼っていきました。それにより、「○○の時間は独り言を言わない」ではなく、「独語×のカードが貼ってあるスケジュールの時間は独り言は言わない」という練習を重ねています。こちらの方が様々な状況において柔軟に対応ができます。
少しずつですが確実に、独り言のコントロールが上手になってくれています!
読んでいただきありがとうございました!
独り言をコントロール!
教室の毎日
24/02/16 16:18