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自分から始めるコミュニケーション!

教室の毎日
アネラでは自分から始めるコミュニケーションスキルが育つように支援しています。

この「自分から始める」というところ。

実は見逃しがちなポイントなんです。

大人に「手伝おうか?」と問われて「手伝ってください」と伝えることができる。

これも確かに援助要求ではありますが、よく見るとコミュニケーションを始めているのは「手伝おうか」と言った大人の方。

声掛けがなければ援助要求ができないのでは、気が付いてもらうまで困り続けることになってしまいます。

この問題は支援度の高さに関係なく起こります。

社会人として日々過ごしている私も、すべてのことが一人で進めていけるわけではありません。

得意なこと、苦手なこと。専門外のこと、担当外のこと。そもそも一人ではどうやっても無理なこともあります。

ですが社会では多くの場合「手伝おうか?」という声掛けを待っていては間に合いません。

現状を「一人では解決が困難な状況である」と捉え、自ら援助要求をしなければなりません。

それができないと、声をかけてもらえるまで困り続け、さらには「自分は困っているのに助けてくれない会社がおかしい!」と憤ることになってしまうかもしれません。



アネラではあえて不必要に「察する」ことをしないようにしています。

それは自分から、相手に伝わる形で、援助要求ができるようになってもらいたいからです。

文字が読める子なら視覚的に「○○さん、てつだってください」と提示しておくだけで要求してくれる子も少なくありません。まずは近くにそっと近づいてさりげなく要求の機会を作ることもあります。



たとえばこちらはPECS(絵カード交換式コミュニケーションシステム)のブック。



どの子でも使えるように置いてあります。

PECSのポイントは「自分から始める」コミュニケーションということ。

こちらから「お菓子ほしい?」と問いかけて「お菓子ください」と言うのではなく、お菓子を見て、あるいは何もない状態で「お菓子ください」と要求ができることを練習します。

私が他の子とお菓子を食べているとき、なかなか言いにくい子も、PECSのカードを使うことで要求のハードルが下がるということもあります。





こちらの子はアネラの貸与品としてのマイブックを持っています。

送迎の乗車中などでも、欲しいアイテムを要求してくれることで、不適切な言動が起きずに過ごせます。



アネラではこのようにして、自分から始めるコミュニケーションを育てることを大切に支援をしています!



本日のプログラムは、

創作、英語、交通安全を行いました。



本日も読んでいただきありがとうございます😊

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