私が中学校の支援級で勤務していた時のこと
他クラスの生徒が授業中に彫刻刀でケガをしてしまい、これから通院するといって職員室で待機している場面がありました。
養護教員は通院先に連絡をしている間、他の教員がかわるがわるその生徒の近くにいって「大丈夫?」「大丈夫?」の応酬でした。
その生徒は当初ケガをしてしまった事実に茫然としていましたがとても落ち着いていました。でも「大丈夫?」とかわるがわる大人たちから声掛けされてどんどん不安そうな顔になっていきました。私は教員たちの声かけに疑問を感じました。
皆さんは人から「大丈夫?」といわれるとどのように感じますか?
私がもしそのように言われたら「え!私大丈夫じゃないのかな!?」と不安になってしまうタイプです。
今回の状況は養護教員の処置では対応できず通院する状態なので少なくとも大丈夫ではないと推測できます。教員は心配して生徒に「大丈夫?」と聞いているのでしょうが大人からかわるがわる同じことを聞かれて生徒はとても不安そうにしていました。
皆さんだったらこの生徒にどのような声掛けをしますか?
私はその時に「もう大丈夫だよ。病院の先生にしっかり診てもらってきてね」といって生徒を送り出しました。
安心させる、ほっとさせる、希望を持たせるような声かけをする大人がいた方が私だったらうれしい。世知辛い世の中に希望の光を見出せる大人がいてほしい。そんな思いからうちのスタッフにはポジティブな声掛けをするよう伝えています。
今週の活動「お手玉deトレーニング」
マーカーで受け皿をつくり、その中にお手玉を投げ入れていきます。マーカーの色によって得点が異なり、遠い位置にあるマーカーは高得点になっています。
お手玉を投げるときに上から投げるか、下から投げるか、力加減はどのくらいがちょうどよいかを子どもたちに実際に投げてもらい、改善点を考えてもらいます。
待っている人も暗算対決をしてもらいました。
そのことで友だちの取り組みにも集中することができます。
本日の様子をインスタグラムにも載せてあります。
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合わせてご覧いただけますと幸いです。
~ALOHAキッズスクール柏店 放課後等デイサービスについて~
ALOHA KIDS SCHOOL柏では運動や工作活動、学習などを活動に取り入れています。 元教師による療育内容です。板書をして学校の授業のように展開して参ります。
カリキュラムがちがちの大人の押し付けの療育ではなく、日々変化する利用者様のコンディションを見極め、学校とは一線違う活動を行っております。 子どもたちの軸は学校です。次の日の学校に疲れを残さない支援をしております。
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★1月25日(水)「声かけ」★放課後デイ担当:山口
教室の毎日
23/01/25 16:52