放課後の虫博士のA君は学校帰りにいつもさまざまな虫を捕まえてきます。
捕まえた虫かごとともにアロハの車に乗り込みます。

今日私がお迎えにいくと、かわいいちょうちょを捕まえていて見せてくれました。
私は虫が苦手で触れません。でも虫かごで育てると虫は必ず死んでしまうのを知っているので虫が捕らえられてくるのはなんだかかわいそうな気分にいつもなっていました。

「虫は自然にいるのと虫かごにいるのはどちらがうれしいのかな」とA君に聞いてみました。すると「自然だね」とA君。
「どうして大好きな虫を虫かごで育てるの？」と聞くと「ずっとみていたいから」とこたえました。「虫がのびのびとしている自然だったらずっと見ていられるよ」と言うと「そうだね、このちょうちょをアロハに着いたら離すよ」といってくれました。
これまで絶対に離すまいとしていたA君だったので離さないだろうなと思っていたらあっさり…「またね、バイバイ～」といって羽ばたくちょうちょを見送っていました。

アロハに到着したら虫を離すと宣言したやりとりのあと、A君は「動物園の生き物たちはどうして飼われているんだろう」と質問してきました。「どうしてだと思う？」と聞き返してみました。すると「飼育員が絶対に殺さないとわかっているから飼われているのだと思う」とこたえてくれました。私が「どうして虫かごに虫を育てるか」聞いたあとの鋭い質問とこたえにハッとさせられました。

あと虫かごでバッタを１か月育てたけれど台風で餌となる昆虫を捕まえられなくて死んでしまったと話してくれたので、「気候を生き抜くことも含めて自然で生き抜くことなのだろうね」と話をしました。


今週の活動「着物deコースター」
着物の帯を使用して和のコースターを完成させます。

本日の様子をインスタグラムにも載せてあります。
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合わせてご覧いただけますと幸いです。

ALOHA　KIDS　SCHOOL柏では運動や工作や運動、学習などを活動に取り入れています。 元教師による療育内容です。板書をして学校の授業のように展開して参ります。

カリキュラムがちがちの大人の押し付けの療育ではなく、日々変化する利用者様のコンディションを見極め、学校とは一線違う活動を行っております。

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