ことりのプログラムには、個別の他に午前の 小グループがあり、この時間は2名程度で、先生や友達とじっくり関わる時間を大切にしています。
写真右のA君は、教室に来た当初、こちらの声掛けへの反応はほとんどなく、自分の世界の中だけで自由に楽しんでいました。
しかし、毎日顔を合わせ、朝の歌を歌い、手遊び・リズム遊び・ふれあい遊びをして、サーキット遊びや散歩を一緒に楽しんでいる内に、少しずつ少しずつ自分以外の人や活動に興味関心を持つようになり...
1ヶ月経った今では、手遊びを口ずさんだり、リズムに合わせてタンバリンを叩いたり、友達の遊びに興味を示し、近くで一緒に遊んだりする姿も出てきました。
私たちが最も大切にしていることは、心の寄り添いで、“安心・安全”だと感じられる環境を作ること。
そして、『楽しい!』と思える活動を通して、子どもの『もっとやりたい!』という意欲を育てることです。
読み書き計算など、目で見て成長が感じられるものは、周囲の大人を安心させますが、幼児期に育てるべき力は、答えのあるものではありません。
大切なのは、『もっと知りたい・もっと学びたい!』という粘り強く物事へ向き合う力であり、これこそが“非認知能力”と呼ばれる、見には見えない“心の力”です。
ことりでは、一人一人へじっくり寄り添いながら、“心の力”を育てます!
“心の力”を育てる
教室の毎日
22/07/10 23:33