× 発達障害は能力が欠如しているから、ずっと発達しない
× 発達障害は配慮しないままでもそのうち何とかなる
発達障害は発達のしかたに生まれつき凸凹がある障害です。
人間は、時代背景、その国の文化、社会状況、家庭環境、教育など、多様
な外的要因に影響を受けながら、一生かけて発達していく生物であり、発達
障害をもつ人も同様です。
つまり、年齢とともに成長していく部分もあり、必ずしも不変的な障害とはいい
切れないのです。
もちろん個人差はありますが、「障害だから治らない」という先入観は、成長の可能性を狭めてしまいます。周囲が彼らの凸凹のある発達の仕方を理解しサポートすることにより、「障害をもちつつ適応していく」という視点をもつことは重要です。
一方で、発達障害はひとつの個性だから配慮は必要がないと考えるのも行
き過ぎだと思います。
成人になった発達障害者から、小さいころから配慮が受けられず
困難な環境の中で苦労して成長した話も耳にしますから。
凸凹
アスウイズ1の個別療育(理学療法士)
22/05/25 19:13