音カルタという面白そうなかるたを見つけたので、グループ指導の中で取り入れてみました。
音を聞いてそれがなんの音なのかを考え絵札をとります。
カルタなので、ちょっとの差で絵札を取れないということもおこります。そんな時、どうするのかなぁーと見守っていると、少し遅く手を伸ばした子が譲っていました。今まで、保育士が間に入らないとトラブルになってしまうこともあったのですが、子ども達同士で解決できている姿を見て、成長を感じられとても嬉しく思いました。
「見てー、こんなに取れたよー。」と満足気な子ども達。
負けた子は悔しい思いもしていたようです。ですが、それがそのお友達にとって、良い経験になってくれることを願っています。
勝ってよかったね。ではなく、みんなで一緒にやって楽しかったねと声を掛けることも大切にしています。
カルタは読み手の話にしっかりと耳を傾けていないと、どの札をとればいいのかわからないもの。コミュニケーションの基本である人の話を聞いて行動するという力が遊びの中でなら楽しく身につくのではないかと思います。
音カルタ
教室の毎日
22/08/05 12:46