こんにちは!LITALICOジュニア名駅教室です☺
先日は、『感覚』についてご説明させていただきました!
読んでいただけましたでしょうか?
今日は、『粗大遊び』と『感覚』のつながりについてご説明いたします!
先日、LITALICOでは粗大自由遊びのお子さま向け特別プログラムを実施いたしました!
滑り台や平均台、トランポリンで自由に遊ぶという単純なものですが、
その中にもお子さまの発達へつながるヒントがたくさん隠れています!
◎遊びと発達のつながり
今回はLITALICO名駅教室にもある皆さんが良く知っている遊具を例に、どんなつながりがあるのかを紹介したいと思います。
▼滑り台
すべり台は、「滑り始め」「滑走時」「滑り終わり」と、その瞬間で重心や加速が変化する遊具です。その変化に対応した姿勢保持に必要な身体の使い方を養うことができます。
お尻の触覚で滑り台を感じながら、固有受容覚で腹筋や背筋に力を入れて身体の土台をつくって、倒れないように滑っています。
▼平均台
平均台は、「落ちるかもしれない」ことを意識し、前庭覚をフル活用させ、また倒れないように足の曲げ具合や力の入れ具合を調整する固有受容覚にも働きかけることができます。
▼トランポリン
揺れる地面で前庭覚を使ってバランスを取って跳ぶ体勢をつくったり、空中で傾きに合わせて身体を調整したりすることができます。着地の衝撃をゆっくり感じることができるので、固有受容覚に刺激を受けていることが分かりやすい遊具です。
〈楽しく養うが大事!〉
着替えや運動など、生活の中でお子さんのつまずきに気づいたときは
「これがもう少しできるようになってほしい」「できるようになったら、もっと生活がしやすくなるのに」と、思うこともありますよね。
ですが自宅で成長を促したいと工夫をするときには、お子さんが楽しんでいるかどうかを意識してみましょう。
「練習」ではなく、「ゲーム・あそび」で取り組む。
「できるまでくり返す」ではなく、お子さんが「もっとやりたい!」と思っていたら続ける。
など、お子さんの「楽しい!もっとやりたい!」という気持ちを大切にしていきましょう。
【参考記事】
発達が気になる子どもの「感覚」を育む「運動発達の支援」とは?LITALICOジュニアのスーパーバイザーが教える3つのポイント。普段の遊具遊びで意識したいヒントもご紹介(発達ナビ)
遊びを通して感覚を養おう!②
コラム
22/05/11 14:41