言葉を話すのが遅い、上手く話せない・文字や数(学習)が苦手・落ち着きがない・コミュニケーションが苦手等のお友達が通われていますが、それぞれの原因や発達の段階は一人ひとり違います。そして、療育を行うときに負担を掛け過ぎないように、出来るだけ楽しく学べるように、体験からの学びを大切にしています。
花や野菜を育て、近隣の公園や室内のサーキット運動で体を動かし、知育玩具で色々な事象を体験し、絵本をみたり歌を歌ったり、ごっこ遊びや工作活動、おやつ作り等の様々な体験をしていきながら、言葉を育て、空間認知や短期記憶、平衡感覚等の五感を刺激し、お互いに関わり合いながら認知能力、非認知能力を育てています。
「発達に沿った療育を、、、」と言いますが、実際には、一人ひとりの発達を上記で触れた内容で切り分け、分析をし、発達を促せるように優先順位を立てて設定する必要があります。例えば、「現時点での特性や発達、性格、感情の状態ならば、この方法を利用して療育を行おう」とするならば、同じ内容で複数の療育を行おうとしても、一人ひとり「ねらい」が変わり、取り組み方が変わりますし、発達段階が変われば、勿論、違う支援方法となります。
段階に合わせられるように、年齢や週の利用回数で3週間~8週間に1回、療育内容を現状に合わせて修正しながら療育に取り組んでいます。
体験からの学びを行うために
教室の毎日
22/03/16 17:13