構音障害について
研修会・講演会
22/06/23 18:14
今日は、スタッフ研修をしました。
今回は、その一部を共有します♪
簡単に伝えると、
構音障害:発音に誤りがある状態。
その中でも、お子様に多いのが、
機能性構音障害:
発語器官の形態と機能(運動・感覚)に明らかな異常がないにもかかわらず、適齢になっても発音がうまくできない状態。
(4歳以下では、まだ発音の発達過程なので問題とはなりません)
ことばの発達とともに発音も分化していき、
早く獲得する音、遅く獲得される音と
ある程度順序性がありますが
6歳前半までには完成されるとされています
障害と名前を聞き、なんだか不安ですが、
「方言」による発音の違いもこちらに分類されますし、
単に正しい発音の仕方を身につけていないだけなことも多く、
きちんとした訓練で直ることが多いのもこの障害の特徴です。
言語発達は、
子供が言語を獲得あるいは学習する能力と、
子どもと他者(家族・友人・先生など)との相互作用を通じて実現されるものです。
練習方法:
①音を聞きとる練習
②正しい音を作る練習
(文 → 句 → 単語 → 一音)
③舌や唇をしっかり動かす練習
事業所では、言葉のお勉強・発語練習を兼ねてすることもありますが、
基本的におうちでは、以下3点を大切にしてください😊
・発音を気にせず、お子さんの話をゆったり、じっくり聞いてあげてください。
・無理に言い直しをさせたり、一音ずつ言わせないでください
・発音の間違いを注意したりせず、
会話の中で正しい発音を聞かせてあげてください
発音が心配だからと何度も直してしまうと、
子どもには残念な気持ちが残ってしまいます。
大切なのは、子どもが大好きなママやパパとのおしゃべりが楽しい、
と感じられること😊。
親子で会話を楽しみながら、子どもの言葉の世界を広げてあげましょう。