「植物は何で育つの?」
と聞かれたらなんて答えますか?
「光と土と水の栄養で育つのよ」と聞いた子どもは、
それ以上追及することがなくなります。
子どもの考える貴重な機会をなくしてしまったことになります
しかし、不明確な状態がつづくと
「あれ?枯れちゃった。なんでかな」
と日常生活の中で考え続けます。
基本的に、質問に対しては
「どうしてだろうね?どうしてだと思う?」と返すことです。
そうすると子どもの脳はフル回転して考えを巡らせます。
この時に与える脳への刺激は、答えを聞いた時の何倍もの刺激です。
子どもの答えに対しては、
「いい考えだね!よく考えたね」と受け入れてあげましょう。
承認
承認することで、次も考えてみようと思います。
せっかく考えたのに「それは違うよ~」とちゃかしたりしないで
子どもの面白い発想をちゃかさず
「すごいいい考えね」と認めてあげましょう。
もう一歩「どうしてそう思ったの?」
と聞いてあげましょう。
さらに思考が刺激され頭がフル回転になります。
あえて答えないことにも意味があります。
その場で疑問が解決しないことで、
その後も考え続ける習性が脳にはあります。
特に、人間関係には答えがありません。
自分の力で考える力を鍛えるためには
「教えない(答えを言わない)」ことも重要だったりします。
たくさん吸収してくれる子ども達に
たくさんのことを教えてあげたい、
伝えたくなってしまいますが、
考える力を育ててあげる関わりも重要です。
ヒントや導いてあげる機会もあれば一緒に考えるのもいいですね😊
一部参考:子どもの脳科学より
どうして?なんで?
教室の毎日
22/09/14 15:43