2022.9.5　まるソラ谷保
こんにちは。個別療育専門の児童はったつ支援室まるソラ谷保です。

今年は猛暑でしたが、やっと涼しさも感じられる日が出てきましたね。これから少しずつ秋に向かっていくのが楽しみです。

さて、今日は感覚統合のお話をしたいと思います。感覚統合とは、複数の感覚を整理したりまとめたりする脳の機能のことです。学習や運動は、基本となる感覚(視覚・前庭覚・固有受容覚・触覚・聴覚)が土台となりそこから積み木が積み上がるように発達すると考えられています。各種感覚の中でも感覚統合では特に触覚、固有受容覚、前庭覚の3つが発達の土台となる感覚と考えられています！

触覚は触ったり触られたりすることを感じる感覚です。主に物の識別や、危険物からの防衛などに影響する感覚です。触覚は粘土遊びやマッサージなどで感覚の発達が促されます。

固有受容覚は自分の身体各部の位置や動き、力の入れ具合を感じる感覚です。主に力加減の調整やボディイメージなどに影響する感覚です。固有受容覚はジャングルジムや力加減を調節しながら物を運ぶ遊びなどで感覚の発達が促されます。

前庭覚は加速度を感じる感覚です。主に覚醒やバランス感覚などに影響する感覚です。前庭覚はブランコやトランポリンなどの遊びで感覚の発達が促されます。

子どもたちは普段お家や公園で遊んでいる中で、これらの感覚をたくさん使っています。積極的にいろいろな動きを使った遊びを取り入れることで感覚統合が促されます。今どの感覚を使っているのかな？と考えながらお子さんの動きを見てみると新たな発見があるかもしれませんね♪


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