こんにちは!LITALICOジュニア福岡中央教室です。
年末になり、今年も残り4日になりましたね。
お子さまも冬休みに入り、ご家族で過ごす時間も増えた頃だと思います。
さて、今回は「感覚特性」についてのお話をさせて頂きます。
「感覚」には、視覚・聴覚・嗅覚・味覚・触覚・固有受容覚・前庭覚があります。
固有受容覚と前庭覚について、聞きなじみがないと思いますので、簡単にご説明します。
固有受容覚とは、筋肉や関節で感覚を受容し、体の位置や動き、力の入り具合を感じる感覚のことです。運動のコントロールや姿勢保持の時に必要な感覚です。
また、前庭覚とは三半規管や耳石器で感覚を受容し、体の傾きやスピード、回転などを感じる感覚のことです。姿勢保持やバランスを取る時などに必要な感覚です。
これらの感覚は、感覚過敏・低反応・感覚回避・感覚探究の特性に分けられます。
例えば、聴覚の回避がある場合、ちょっとした音が気になったり、特定の音が聞こえると耳をふさいだりする行動が見られます。
また、固有受容覚の探究がある場合、壁を叩いたり、ある特定の物を嚙んだりする行動が見られます。
そんなお子さまのために、LITALICOでは『イヤーマフ』や『着圧ベスト』などの環境を整える教材を指導の際に使っています。
指導の中で使うことで、お子さまにとってどのような環境が合っているのか、使ったことによって行動がどう変化したのかを観察し、保護者さまにお伝えしています。お子さまによっては、触覚の過敏さがあることで着用が難しいこともあるので、そのお子さまに応じた対応をしています。
感覚の特性を捉えることで、お子さまに合った環境を設定することができるので、どんな感覚の特性があるのか、日常生活の中から探していきましょう!
このブログが2022年最後のブログとなります!
本年も残すところあとわずかになりました。
福岡中央教室は、7月から開所し、6ヶ月が経ちました。
来年もどうぞよろしくお願いします。
※LITALICOジュニア福岡中央教室は12/29(木)〜1/3(火)まで閉所日となっております。
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LITALICOジュニア福岡中央教室では、
スタッフ一同、お子さまや保護者さまが快適に過ごせるように努めています。
気になることがあれば、小さな事でも気軽に相談してくださいね。
感覚特性について
教室の毎日
22/12/28 16:59