こんにちは!
フォレストキッズ文の里教室です!(^^)!
本日は「世界基準の介入教育」
TEACCH についてお話していきたいと思います。
TEACCHプログラムとは、自閉症当事者やその家族の生活を生涯にわたって支援していくための包括的プログラムです。
1960年代にエリック・ショプラー(Eric Shopler)博士の研究をもとに生まれ、1972年からノースカロライナ州の公的な事業として地域一体となって実施されるようになりました。以降、TEACCHプログラムは世界各国に広まるとともに発展を遂げています。
アセスメントの一例として、
●構造化の習得
●認知
●表現性コミュニケーション
●対人関係
●遊びのスキル
●集団活動のスキル
●模倣
●微細運動・眼と手の対応
が、あります。
例えば・・・
集団生活スキルだと、
1 離れた所から集団活動を観察することができる
2 構造化された集団活動に、短い時間近づこうとすることができる
3 短い活動の間、集団の中にいることができる
4 活動が終わるまで集団にいることができる
5 お集まりの時間の歌を聞いたり見たりして参加することができる
6 お集まりの時間の歌の動きをまねたりして参加することができる
7 お集まりの時間の歌やゲームに言語面で参加することができる
8 本を見たり聞いたりする集団活動に参加することができる
9 自分で選択をして、集団活動に参加することができる
10 待ったり順番交代をしたりする集団活動に参加することができる
11 動きの模倣を含めた集団ゲームに参加することができる
12 道具を配ったり集めたりして集団活動に参加することができる
13 順番交代を含む集団ゲームに参加することができる
14 少ない物理的構造化で、大きな集団設定に、集団スキルを一般化して参加することができる
『TEACCH 幼児教育カリキュラムガイド』より
その後・・・
概念の発達を意図して難易度を少しずつ上げます。
●色によるマッチング・・・分類の始まり
●色の種類や操作性を加えたマッチング&分類
●より複雑な、色によるマッチング&分類
●自動修正という要素を含む分類
●やや単純なマッチング&分類
●絵や写真とのマッチング
●本の始まり(手作りの本)
●1対1対応とマッチングの組み合わせ
●単純なマッチングブック
それが終わったら・・・
・指示(手順)&順序性を少しずつ増して難易度をあげる
・初期のアカデミック(強化)スキルの構造化
最終的には・・・
遊びスキルの指導
多くの自閉症の子どもたちにとって、
遊び方を学習することは勉強を学ぶことよりも難しいとされています。
【遊び】に自分達だけ放り出されたら、
彼らは、すぐに反復行動に入ってしまい、
特に教えない限りは、新しいあそびのスキルに手を広げることはめったにありません。
フォレストキッズではESDM(アーリースタートデンバーモデル)を基本としていますが、
その中に、TEACCH理論やABA理論が含まれています。
これが、「世界基準の介入教育」TEACCHです。
「TEACCH」児童発達支援事業フォレストキッズ 文の里
教室の毎日
22/06/07 17:53