こんにちは!LITALICOジュニア新大宮教室です。
さて突然ですが、皆さまは生活の中でこんな場面はありませんか?
・朝忙しい時間にお子さまが遊び始めてしまい、支度が進まない。
・お出かけするのに、遊びに夢中で着替えやトイレを全然してくれない。
・お風呂に入って寝る時間なのに、動画やおもちゃから離れられない。
子育てをする中で、お子さまの「行動の切替え」に苦労されている方は多いのではないでしょうか。
本日ご紹介するのは、LITALICOの指導内でもよく使う、手軽にできる行動の切替えの工夫です。
①時計に目立つようにシールやテープを貼る
⇒<長い針がこの11のところにきたらお着替えするよ>など、目標の時間の所に目印があることで、目で見て分かる形で時間を意識できます。
②タイマーを使って音で知らせる
⇒<今から2分セットします。タイマーが鳴ったら、お片付けするよ>など、鳴ったら次何をするか伝えた上で始めます。①と併用することで、目でも耳でも切り替わりのタイミングが掴めます。
③写真やイラストカードで見通しを伝えておく
⇒【ご飯食べる➡歯みがき➡お着替え➡トイレ➡靴をはく】などを目で見て分かるカードを順番に並べて見せます(年齢によってイラスト・写真か、文字でも可)。お子さまは次何をすればいいのか、後どのくらいやるべきことがあるのか、見通しが分からないからこそ、行動へ移しにくいこともあります。また、これが終わったら楽しいことがあると分かるとスイッチが入ることもあるかもしれません!
・・・いかがでしたでしょうか?
もう既に試されているものもあるかもしれませんね!
どれも身近にある物や100円均一ショップなどで揃えられる物ばかりなので、慌ただしい日々とは思いますが何か1つ試してみてはいかがでしょう。
ここからは+αのコツをご紹介します。
④自分で決めてもらう
⇒<どこまでしたらお片付けにする?><あと3分で終わりにする?あと5分にする?>など、自分で決めたり選んだりしたものは、時間が来た時に納得感をもって聞けるようになるかもしれません。まずは選択肢から選んでもらうのがハードル低い方法です。
⑤次やること・ものを目の前で見せる
⇒<次はお着替えだったね>と注意を引いてから、視界へ入るように次使う物を見せます。口で10回言うより、目で1回見てもらう方が、次何をするかイメージがついて行動に移しやすくなることがあります。
⑥競争形式・遊びを取り入れる
⇒<どっちが早く靴をはけるかな?よーいドン!>など、お子さまが好きそうな遊びの声掛けで、スイッチが入ることもあります。どんな声掛けなら楽しみながらやれそうか、いくつかレパートリーを持っておけるとより良いですね。
ここまでいくつかの方法をお伝えしてきましたが、
いざ実際にやろうとすると時間に追われて焦ったり、思うように動いてくれずイライラすることも当然あると思います。
そんな時は例えば、出発時間を本当に家を出たい時間の5~15分前に設定して伝えておくことで、その場面でスムーズにいかなくても、心に余裕を持った対応ができるかもしれません。
保護者さまにとっても、お子さまにとっても、無理なく、小さな成功体験を積み重ねられることが、何より大切だと思います!
LITALICOジュニアでは、上記のような行動の切替えを指導の中で練習させていただくこともありますし、ご家庭での様子を聴きながら、お子さまに合った方法を一緒に考えていきます!
ぜひ、どんなことでも私たちにご相談いただければと思います。
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行動の切替え、手軽にできるアイデア
教室の毎日
23/06/23 13:18