こんにちは!LITALICOジュニア新大宮教室です。
療育の中で「感覚統合」って、聞いたことがある方も多いかもしれません。
人間の感覚には五感と、固有受容覚、前庭覚があります。
これらの感覚は、生活していると、絶えずさまざまな感覚器官から入ってきます。
脳がこのたくさんの感覚をきちんと分類したり整理したりすることができる働きが、感覚統合です。
LITALICOジュニアではふだんの指導でも感覚統合を取り入れた活動を実施していますが、今回は3回連続で、感覚統合の特別プログラムを実施する予定です。
6月は第1段階として、視覚・前庭覚・固有受容覚・触覚・聴覚をテーマに活動しました!それぞれの感覚を取り入れる遊びの一部をご紹介します!
①前庭覚(身体の動きや傾き、スピードを感じる感覚)
・バランスボール:ジャンプを通して、揺れや傾きの感覚をたくさん感じることができます。
・レース:アイテム(写真にあるマットや、シーツ、クッションなど)の上に乗った
お子さまを、指導員がひっぱって動きました!お子さまたちは、どうやったら速くなるかな?とアイテムや姿勢を変えてみて、回転やスピードのちがいを感じていました。
②固有受容覚(手足の状態・筋肉の伸び縮みや関節の動きを感じる感覚)
・バランスボール:着地した際に身体が前後左右に傾いている状態を、前庭覚や固有受容覚を通して感じて、瞬時にバランスをとります。バランスボールの上でジャンプして、高いところに貼ってある楽器をたたく活動では、楽器をたたく手と、着地する足に、同時に注意を向ける必要がありました。
・パラバルーン:手で持った布が上下する感覚や、上から押さえつけられる感覚など、固有受容覚の刺激を得ることができます。
・新聞紙遊び:紙を破ったり丸めたりする活動の中で、固有受容覚を通して手のひらの感覚を知ることができます。
③視覚・聴覚・触覚
・新聞紙遊び:全身の感覚を使うことができます。
④新聞紙遊びでさらに上の段階につなげる
・眼球運動(第2段階):落ちる新聞紙を目で追うことで、眼球運動のコントロールの練習になります。
・手先の機能分化(第4段階):新聞紙を思い通りの大きさにちぎることや、丸めることが、手先に機能分化につながります。
今後も、7月は第2段階(姿勢・筋力・眼球のコントロール)、8月は第3段階(ボディイメージの形成・運動コントロールの基礎)をテーマに、感覚統合の特別プログラムを実施する予定です!
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感覚統合特別プログラム第一弾!
教室の毎日
23/06/30 19:13