ブロッサムジュニア流山教室です。
今回は療育でよく使われるおもちゃ(教材)の「プットイン課題」についてご紹介します。
プットイン課題の療育意図
プットイン課題の療育意図として、以下が考えられます。
①目と手の協調
目で見た情報をもとに手を動かす動作である、「目と手の協調」というスキルが必要です。目で見た情報を見たうえで、体を動かすことは実生活でもよく使われます。例えば、ダンスを模倣する、板書をするような高度な技術が必要とするものだけではなく、簡単な動作をまねする際(お友達にバイバイする際に、まだバイバイの概念を知らない際に、相手の動作をよく見てまねをする)にも活用されるベースとなる力です。
②色や形の理解
マークをみながら入れる場合や療育者から言われた色に従ってプットインをする場合、色や形の理解が深まり、「この形はハートだな」、「●●先生から言われた色はこの色なんだな」と知識が深まります。
③手首を使う経験
プットインのさいに、お子様がプットイン課題のケースをあける、蓋を取る場合などでも手首のスナップを使って蓋を回して空けます。
ひとりで開けることは難しい場合、蓋を回す動作は非常に難しいので、スタッフと一緒に行って徐々に手首を使う練習もしていきます。
このように、ただものを入れるという単純な動作であっても、お子様は様々なスキルを使っています。
加えて、ブロッサムジュニア流山教室では1つの課題であっても、お子様の興味関心によって同じプットイン課題であっても、カエルのおもちゃを使ったり、ハーバリウムを使ってプットイン課題の代わりとすることも検討しています。
お子様によっては1つのことへの興味が強く、自分が好きでない課題だとあまりやりたくない気持ちがあるお子様もいるかもしれません。
私たちは、お子様の興味に合いそうな教材を少しずつ提示しながら、徐々に興味の幅を広げ、気づいたらお子様が「好き」と思えるものを増やし、お子様の好きなものが少しでも増える様に支援していきます。
「こんな時どうすればいいですか?」
「今の状況ではどのようなかかわりをすればよいのでしょうか?」
お子様の状況に合わせてお伝えできればと思っています。
無料体験相談会も保護者様やお子様の合う日程に合わせながら、随時開催しております。
何かありましたらいつでもお気軽にご連絡ください。
プットイン課題の例|お子様の興味に合わせて提案します。
療育マメ知識
22/09/02 09:15