ブロッサムジュニア流山教室です。
今回は「ひらがな学習」について学習します。
就学に備え、自分の名前や家族の名前のひらがなが書けたらと願う保護者様もおられるかもしれません。
お子様の興味関心や得意な面によって、お子様に対してひらがな学習のアプローチが変わる可能性があります。
今回は私たちの教室で行うひらがな学習の一例をご紹介します。
※お子様の得意苦手や好みによって人それぞれ変わる可能性がある為、あくまで一例と思っていただけましたら幸いです。
私たちは、ひらがなの学習において、以下の流れを考えています。
〇「文字マッチング」
1文字1音でどの形がどの音なのか理解していきます。
ひらがなという文字が1文字1音であるという文字の基本的なルールを知ります。実際に道具を使って「あいうえお教室」のような音のなるおもちゃで音と形をマッチングしたり、型はめパズルを通して、文字マッチングをしていきます。おこさまによっては何かを作る方が、覚えやすい子であれば、ひらがなを粘土で作ってみたり、型はめに粘土を詰めて、ひらがな粘土を作ってみたりしながらひらがなの形や音と文字をマッチングさせていき一致させます。
〇「単語マッチング」
自分にとって身近なもの、自分の好きなものを単語にして、単語と音、そしてできるのであれば対象となる具体物(例えば、「はさみ」という単語の文字マッチングをするのであれば、「は」、「さ」、「み」の3音でできていることを理解しながら、実際にものを切る「はさみ」を見せながら、知識をつなげていきます。)と単語をつなげてあげます。
〇「ひらがなカルナなどで、大人が読んだひらがなを子どもが指示通り選び取ることができる」
ひらがなかるたなどを通して、言われた言葉に該当するひらがなを選び取ります。
〇「ひらがなを読む」
実際に提示されたひらがなをお子様が読んでみます。実際におとのなるひらがなのおもちゃで確認してもよいかもしれません。
〇「ひらがなの単語を読む」
実際にひらがなの単語を読んでみます。好きなキャラクターや自分の名前などなじみのあるものから順番に練習していきます。
〇「絵本を読んでみる」
大人と一緒にひらがなを読んでみます。最初は大人がよむものを目で追いながら、ひらがなと音がマッチングできるか確認するのもよいと思います。
いかがでしたか?今回はひらがな学習の学び方の一部をご紹介しました。
私たちは、ESDMなどのプログラムを参考にお子様の今できること、お子様が得意なこと、好きなこと、逆に苦手なこと困っていることなどの状況に合わせて柔軟にプログラムを作っていきます。
就学前で学習面が不安な保護者様がおりましたら、まずはお話だけでもいかがでしょうか?
お話を聞かせていく中で私たちでできる限り、お子様や保護者様の状況に合わせてできることをお伝えさせて頂いたりサポートさせて頂けたら幸いです。
ひらがな学習のコツ~おこさまの状況に合わせて支援します。~
療育マメ知識
22/09/02 10:00