児童発達支援事業所
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ブロッサムジュニア 流山教室のブログ一覧

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子どもの「一歩」を目いっぱい喜べる拠点でありたい

研修会・講演会
ブロッサムジュニア流山教室です。

今回は、前回ブログで紹介させていただきました個別療育の研修についての感想をご紹介します。

ブロッサムジュニア流山教室で療育に当たっている方は、子育て経験や保育経験や児童と関わる経験をしてきた保育士、児童指導員や臨床心理士等多種多様な職種の方がいらっしゃいます。
また同じ保育士でも、個別療育の経験が長い保育士と、集団療育や学童や幼稚園経験の長い保育士など様々なタイプの職員が入職しています。

研修を受けた上での、職員の感想や今後の展望について記載していきます。

①お子様の発達を見守りながら脳にもアプローチしていく

お子様の発達が気になる保護者様や保育者様、お子様と関わる方は、お子様の様子を見て、「これは神経発達症によるものなのか?単にお子様の成長スピードがゆっくりで後から追いつくのか?」など不安になる方もいるかもしれません。
お子様を思う保護者様や保育者様、お子様と身近に関わる方は、お子様の様子を見て不安になる場面もあるかもしれません。その為、SNSやネットや書籍でお子様の様子に合うような情報を調べ勉強なさる保護者様もいるかもしれません。
ただ、その情報がお子様にとってピッタリな情報かどうかを判断する方も十分な知識があるかどうかも分かりません。その為、私たち有資格者やブロッサム本部のSTさんやOTさんの力を借りながら、お子様にとってどんな支援が効果的なのか考えながら支援をしていきます。
私たちもお子様を一緒に見守りながら、保護者様にどのように伝えていくか日々勉強しながら考えていきます。

②お子様が将来「生きやすい」ように支援していく

神経発達症のお子様に対して、個別療育、集団療育を通して様々な形で脳を刺激しアプローチしていくことで、お子様のできることが増えていきます。お子様のできることが増えていくことで、お子様も達成感や自己肯定感を育んでいけます。お子様が将来自立してい聞けていけるように、できることを増やしていくことや、自信を持って生きていけるように支援していく為にも、お子様が将来「生きやすく」生きていけるように支援していく必要があると感じました。

③保護者様の気持ちに寄り添い、事業所として「できることをできるだけ」やっていく

児童発達支援に通うお子様は公的な機関や発達検査、健診などがきっかけで来られるご家族も多いです。その為、実際に機関から「療育施設に通った方が良い」と言われたときに、どのような意図や思いで療育施設を勧めてくださったのか、公的な機関と目線合わせができると良いと感じました。現状は、保護者様とお話しする際に丁寧にお話をしながら、どのように勧めてくださったのか聞きながら保護者様やお子様にとってより良く関われる方法を模索していきたいです。具体的には、私たち事業所でできる支援と、それ以外の所を併用した方がいい場合、公的な別の機関を勧めた方がいい場合とあるので、他の関連機関とも良い関係性で繋がりながら、お子様にできる支援を考えていきたいです。


言語の発音の支援となると、STが常駐しているような機関の方がより専門的に見てもらえる可能性があるので、私たちが発語に関してお子様にできる支援としては、発語が出やすいような体を整え、発語してよかったと思える環境を整えてあげるなどお子様にできる支援が限られている可能性もあります。ただし、お子様にできる支援が0というわけでもないので、お子様にできる範囲でお子様にできることを模索していきたいです。

④お子様の安全の為に環境設定をする。

お子様の誤飲や誤嚥のヒヤリハットを研修を事例を通して研修してもらいました。実際に現在の事業所でも話し合い、何が飲み込むリスクがあるのか考え、療育室からは除去したり、お弁当を持ってきてくださるご家庭に、食事場面で持ってこられない食材などの精査を行いました。私たちの当たり前を疑う良いきっかけになりました。

⑤楽しい!が大事。

未就学のお子様に使っている個別課題の写真や意図を見させていただきました。「お子様にきっと合う課題だ、発達が促せるかもしれない」としても、お子様にとって楽しくなければお子様が意欲的にやりたいと感じられないかもしれません。お子様が意欲的に楽しく取り組む課題と、お子様がやらされているからやらなきゃいけない課題の2つを比べ、お子様を長期的に見ていく上でお子様が伸びる課題となるのは、前者だと思います。
お子様が好きなキャラクターやお子様の好きな色、楽しいゲーム、ゲームだけど療育意図のある楽しい遊びの中でお子様の発達を促していければと改めて感じました。

⑥療育施設として何ができるか模索しながら、支援していきたいです。
現状STのいない事業所ではありますが、発語や発音に対してどう支援していいかわからなかったがこの研修でどんな支援ができるのか少し分かった気がします。
この研修で「発音」に関しては、STの直接的な関与や指導が必要かもしれないと感じていますが、「発語」については家庭や教室でできることもあると分かり安心しました。
教室でできることをチームのそれぞれの良さを生かしながら、精一杯現場で行っていけたらと思っています。

もり盛りだくさんの内容で私たちも研修を受けた後振り返りをしたり、個別療育の進め方について話し合いながら理解を深めています。

少しずつ今回の研修の成果を療育に生かしていただきたいです。

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